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2006年12月12日

日本料理店「英語教室」開講

終日雨。

台風の影響。台風は北上し、このまま行くとベトナム中部に
上陸する恐れはなくなったようだ。一安心。

午前8時。日本料理店で英語教室開講。日本料理店開店を
構想していた当時、来客は日本人と決め込んでいたい。
接客や厨房に入る子どもたちにも松下安希子先生が
日本語を教えてくれた。子どもたちはかなり日本語が
上手になった時点で開店。しかし、実際に日本料理店
を開店してみると、65%~70%のお客さんは欧米系。
どうしても英語での接客が必要となった。子どもたちは
英語は話せない。先日の日本料理店会議でも子どもたち
から英語を勉強したいとの積極的な希望が出ていた。
子どもたちの希望を受けて今日から日本料理店の
英語教室を開講することにした。
先生は日本語学校ガイドコース卒業生のBAO TUさん。
フエ外国語大学3年生。
英語教室は希望する子どもたちが学ぶようにした。
警備員のリー君、接客のグエットさん、ホンニーさん、
厨房のトゥオイさん、フエンさんが参加。
今日は、英語の基礎の人称代名詞から勉強を始めた。

日本人スタッフもしばらく参観。

警備員のリー君も一生懸命に英語を学んでいた。

英語教室は午前9時半まで1時間半続いた。
これから半年、しっかりと勉強し、日本料理店で仕事が可能な
英語能力を習得して欲しい。
私たちの活動は、こうして子どもたちの人間形成、子どもたち
の能力を伸ばすことで「自立」「「自活」できるようにする
ということに主眼を置いている。物をあげるといういう形の
「支援」を極力排除したい。人を育てるという支援の本質に
向かった活動を常に念頭において活動をしているが、
なかなか思うようには進まないもの事実である。遅々とした
歩みの努力を積み重ねて行きたい。

午前10時半。ベトナム事務所に京都の「日越友好協会」会長
さん夫妻が訪ねて来られる。1時間半ほど交流。
ご夫妻は同時に「ベトちゃん・ドクちゃんの会」にも入っている
とのこと。
ドイモイ政策をどう評価するのか? 障害児支援のあり方などに
ついて話し合う。会長さんは80才。元京都市教祖専従書記次長
をされていたそうだ。

午後12時半、昼食。コムディア(70円)。

1時間ほど昼寝。昨夜午前1時まで読書。その後就寝となったが、
どういう訳かなかなか寝付けず、結局午前5時まで起きていていた。

午後2時半。ベトナム事務所で仕事。

日本料理店警備員のリー君は現在弟と下宿している。
1枚の布団を二入で使っているので、1組買って欲しいと
頼まれ、ござ、枕、布団を買う。

リー君は20歳になる。初めて出会ったのは12年ほど前。
ということは8歳の頃。それから紆余曲折があったが、最近
少しずつ、落ち着いて来た様な気はするのだが・・・・・。

クリスマス会の諸準備。訪問者日程の調整など・・・・・・。

午後5時半、日本料理店で子どもたちと夕食。

日本料理店来客3人。3人との欧米系。
午後9時45分閉店。

読書。「平家物語」。

投稿者 koyama : 2006年12月12日 21:58

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