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2006年12月11日

「子どもの家」NGA(ガー)さん12回目の誕生日

日記が回復した。12月初めからの写真全てをアップ。

昨夜半から豪雨。台風22号(日本名)、アジア名「ウトア」がベトナムに接近中。
このまま行くと12月13日にはフエなどベトナム中部が
暴風圏に突入する可能性がある。その影響で昨日から
豪雨。

午前中、ベトナム事務所で仕事。
午前11時、「子どもの家」へ。今日は今年入所した
NGA(ガー)さんの12回目の誕生日。里親の希望で
「子どもの家」の子どもたち全員に誕生ケーキをプレゼント。
ガーさんは、諸般の家庭の事情がありハノイ近郊から
「子どもの家」へ入所。NGAというベトナム語は、
「ソビエト社会主義共和国連邦」という意味。
「ソ連ちゃん」。事情で帰る家庭がない。今年の夏
「子どもの家」でボランティア活動をした神奈川県青少年海外
派遣団の団長K教授が里親を申し出てくれた。
NGAちゃんは、今日12月11日が12回目の誕生日。

両親、親戚などと1000キロも離れたフエで生活している
NGAちゃんである。言葉もだいぶ違う。入所当初は
ハノイ「標準語」を使っていたので、「子どもの家」の
いたずら坊主どもからからかわれた。
近親者が誰もいないNGAちゃんにとっては、何よりの
お祝いだったと思う。

12本のロウソクに点火。


「子どもの家」の昼食時にみんなでNGAちゃんの誕生を祝う。
昼食を摂って後、しっかりとケーキは全員の胃袋へ入っていった。

午後12時半から1時間ほど昼寝。
その後、読書。

午後2時半。フエ市人民委員会外務部へ。
ニエン外務部長と当面の諸問題を打ち合わせ。
①縫製研修工場関連
  ・近日中に縫製研修工場の社長・会計などの人事を検討する
  ・2007年3月に縫製研修工場落成記念式典を行う。
②静岡市からのゴミ処理・下水等の視察団受け入れの件
③日本語学校とフエ市文化会館の境界線紛争の件
 近日中に境界線に50cm程の高さの花壇を作る。
 しゅろなど木を植えて境界線とする。
④日本語学校の件
  今後、フエ高等師範大学日本語学科との提携を模索する。


縫製研修工場の建築状況。

フエの様々な政治的な事情により建築許可などが出ず、
着工が遅れていた縫製研修工場の建築は、一気に進み、
70%程度の進捗状況となっている。

●縫製研修工場全景

●縫製研修工場玄関


●縫製研修工場2階

日本料理店は6人の来客。
日本人2人、韓国人2人、ベトナム人2人。
韓国人が帰ったのは午後10時。

久しぶりに職場復帰したターオ君。退勤記録用紙に時刻を記録


投稿者 koyama : 2006年12月11日 18:34

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