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2006年12月22日

クリスマス会を待つ子どもたち 冬至ーかぼちゃの茎を食べる

晴天。

少し肌寒いが過ごしやすい晴天。

あまり眠れず午前4時に読書をしていた。
隣りのホテルから「ボンボン」と2回爆発音が聞こえた。
その途端、停電となる。直ぐにテラスに出てみると
町中は真っ暗だった。星空がきれいに見えた。
結局、電気が点いたのは1時間半後の午前6時過ぎ。
その間、真っ暗な部屋で眠れないまま過ごす。

午前7時。朝食はフォー。美味しい。

午前8時。日本料理店「第4回英語教室」。
子どもたちは定刻前に全員集合。やる気が見える。
毎週2回、これから50回の初級英語講座である。
この講座を経て初級英語が少しでも身につき、
人生に役立ってくれることを祈る。


午前9時。ベトナム事務所へ。事務所2階ではクリスマス会の
準備。10数種類のお菓子を一つずつ袋に分けて、120人分の
クリスマスプレゼントのお菓子を作る。
ベトナム事務所員全員。内田さんが始めた恒例のクリスマス会も
会を重ねて今年は、11回目となる。


●一人分のお菓子


日本料理店店長の大塚さんより電話。
日本料理店の冷凍庫のふたが自然に開いてしまう
状態になってしまい、マグロなどの冷凍品が解けてしまって
いるとのこと。日本料理店に急行。確かにふたのしまりが
良くない。4ヶ月前に買ったばかりの冷凍庫である。
仕方がないので発泡スチロールに氷をいれ、臨時の
冷凍庫とし、冷凍庫を買ったお店に行く。
2年間の保証がついているのだが、お店側はたった4ヶ月間
で扉が壊れてしまったことに何ら責任を感じていない。
冷凍庫が壊れて使えないので仕方なく新しい冷凍庫を
1台買うつもりで、値段交渉した。以前買った時には、
1台2万円ほどだったものが、今日値段を聞いたら「3万円」
という。「あなたの店の無責任な仕事で冷凍庫が使えなくなり
日本料理店の仕事ができなくなった。仕方なく、1台冷凍庫を
買うというのに以前より高い値だとは何事か・・」と詰問する。
すると店側は「600円位なら負けていい」という。
「なめるな」と思う。お前の店が4ヶ月で壊れてしまう不良品を
売りつけておいて、仕方なくもう1台買うと言っているのに以前より
1万円も高く値段をいい、交渉しても600円位しかまけない
という。
ベトナムのドイモイの実態である。金権主義、金儲け主義は、
結局、「仕事に責任を持つ」という方向には行かず、
「お金を儲ければ、相手を騙しても、いい加減な仕事をして
もよい」という風潮を生み出している。悲しい現実である。
あまりにもひどい金権体質、金金金の体質に腹が立ち、
冷凍庫を買わずに、「保証書通り直ぐに修理しろ」と
いう話にした。電気屋側は「直ぐに直る」という。
日本料理店に帰り業者に再度督促し、壊れた冷凍庫を
取りにこさせる。また「直ぐに直る」という。
ベトナムで『直ぐに』というのは、「時間がかかる」という
意味。案の定、20分ほどで直せると言って持って帰った
壊れた冷凍庫だが、4時間から5時間かかると言って来た。

午前11時。内田さんの誘いで大塚さんなど日本人スタッフ
全員で「海鮮料理店」へ。ソフトクラブ、イカ、炭火焼のえび
などを食べる。ほんの少しビールを嗜む。

午後1時半から昼寝。
午後3時。受信メールのチェック。このところ本当に
インターネットとメールの送受信が恣意的に操作されていて
不愉快である。仕事にならない。

読書「平家物語」

午後5時半、子どもたちと一緒に夕食。


今日は冬至。かぼちゃの茎を食べ健康を祈る。

午後6時半。日本料理店開店。
直ぐにベトナム人のお客さんが2人。お寿司を注文。

厨房では子どもたちがお寿司を握っている。


午後8時。「子どもの家」へ。子どもたちは12月25日の
クリスマス会を楽しみにしていた。



●私の電動自転車を6人で乗り回す

投稿者 koyama : 2006年12月22日 23:32

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