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2006年09月18日

ACCL渡辺さんと各所参観

晴れ時々曇り。寒暖の差激しい。

午前9時。渡辺和代さん、バオミンさんと在宅支援のHIEU君
の自宅を訪問。ヒエウ君は9年前にテレビ東京の
「ドキュメンタリー人間劇場」を見た帯広のYさんが支援を申し出て
くれ、在宅支援の里子となる。
事情がありお母さんと二人の生活。ヒエウ君は生まれて直ぐに
発熱し右手足が麻痺。家庭も貧しく、フエ市の美術館の裏の
倉庫に住んでいた。学校にも行けなかったが、帯広のYさんの
支援で数年遅れで通学。学校で勉強したら毎年「成績最優秀」。
昨年、中学を卒業する数ヶ月前に急に発熱。精神的なダメージを
受け、フエ中央病院に通院。当初は自分の名前も言えなくなる
事態に至った。お母さんも心配し、通院、幼稚園の給食の仕事
と苦労した。帯広のYさんと私たちは通院費用と生活費を支援した。
それから1年。学校へは行けないが、精神的なダメージもほぼ
普通に戻りつつある。
今日は、帯広のYさんから預かった万年筆をヒエウ君に渡す。
Yさんは、ボールペンよる万年筆の方が力がなくても字が
書きやすいのではないかと、ご自分で使っていた万年筆を
ヒエウ君に贈る。
ヒエウ君はしっかりと万年筆で自分の名前を書く。


しばらくヒエウ君と歓談。

その後、縫製研修工場建築現場へ。
縫製研修工場は基礎工事の真っ最中。


縫製研修工場建築現場を視察し、「子どもの家」へ。
渡辺和代さんはJASS日本事務所の里親担当を10年以上
引き受けてくれている。
「子どもの家」でセン委員長と懇談。「子どもの家」の
子どもたちの様子などを聞き、「子どもの家」を視察。
子どもたちと交流。
図書室では京都から来ている水本さんと子どもたちの
読書傾向などについて懇談。

午前11時、ドンバ市場近くの本屋で画用紙などを買う。

午前11時半。フエ高等師範大学学長宅へ。
今年ACCLがフエ中央病院小児科医長のHUONG先生を
日本へ招待した際、フエ高等師範大学学長の娘さんが
東大に留学していて通訳をお願いした。その縁で、
今日学長から昼食の招待を受けた。
学長、奥さん、三女(中3)と一緒に昼食をご馳走になりながら
懇談。午後1時半終了。

午後6時半。日本料理店で渡辺さんと夕食会。
渡辺和代さんは明日日本へ帰国する。今日は最後の晩餐会。
午後9時過ぎまで日本料理店で会食交流。


投稿者 koyama : 2006年09月18日 20:10

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