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2006年06月17日
国際ソロプチミスト東京ー東例会
曇りのち晴れ。
午前中、国際ソロプチミスト東京ー東例会に出す「資料」
作り。
午前10時半、自宅を出て神保町→永田町。
赤坂見附交差点の「弁慶橋」から見るお堀では、
釣りを楽しむ人たちがいた。何とものんびりした風景である。
弁慶橋から「東京プリンスホテル」、その前に「ニューオータニ」
がそびえている。
●東京プリンス
●ニューオータニ
午後12時過ぎから国際ソロプチミスト東京ー東例会
でフエでの取り組みを話す。
『いまどきの「常識」』(香山リカ著:岩波新書)読了。
今年読んだ本の中で「読んで良かった」と思える何冊かの
うちの一冊。2005年9月第1刷。
精神科医の香山リカさんから見た現在の日本社会観である。
臨床の精神科医師であり大学教師でもある著者が付き合って
いる患者と大学生を通して見た今の日本。
著者の基本認識は「今の日本は声高と単純、自分中心で
社会との関わりをもたない・もてない人たちが多い」。
2005年の段階で「ホリエモン」を代表とする一時成金、
拝金主義の潮流を厳しく批判している。その責任者が
竹中平蔵だとの指摘もしている。
イラクで捕まった3人の日本人に対する「自己責任」
バッシングの源流を分析している。
「アエラ」(2004年4月16日)に掲載された
社会福祉論の立岩真也のことばを借りて説明している。
高遠さんなどへの異常ばバッシングの源泉は、
90年代以降、政治・経済の世界で『攻撃的な気分』
にもっともらしさをかぶせる言葉として広がった。
自分の力で自らを救えないものは救わなくても良いとなると、
人のために何もせずにすんで得をする人がいる。「自己責任」
という言葉が、そうした「得をする人たち」に支持され広がった。
「自己責任」と言って得をするというのは、おそらく既に権力を
持っている人や財を持っている人だろう。
『「弱い人」をいたわり、誰もが同じように暮らせる社会に』という
今まで常識的な意見が通らなくなり、
世の中や人々の意識がガラリと変わってしまったと言っている。
小泉政権の5年間を振り返る時となったが、この本は小泉政権
5年間が何であったのかを「若者」を通して実証しているように
思えた。「格差社会」「セレブ」「自己責任」「拝金主義」・・・。
弱いものが生きにくい社会になったことだけは明らかである。
国民が支持した小泉政権。なぜ、国民が自らの首をしめるような
小泉政権を支持したのか、その精神的基盤を明らかにしている。
ベトナム事務所全員会議
6月17日、午前8時半からベトナム事務所全員会議が開催
された。
時間:2006年6月17日 AM8:30 ~AM9:30
参加者:事務所員全員
ソン: 事務所の仕事、ハンさんの手伝い。
自動車の運転免許取得の勉強中。
ラム: 個人ツアーの案内
フーン: 日本語学校の状況報告。
7月中旬からガイドクラス卒業試験を行いたい。
中村: 試験の手順・内容を説明。
日本人の訪問者がいたらガイドの実習に協力してもらう。
ガイドクラスの生徒の案内が日本人訪問者に理解できるか
チェックしたい。
日本語学校はCDプーレヤはあるが、テレビがないので
ビデオを使っての授業のために1台欲しい。
税田: 松下さんの代わりに日本語学校で教えている。
ハンさんが翻訳した子ども達の里親への手紙の日本語チェック
をした。全ての里親への近況報告の手紙、終了。
ストリートチルドレン芸術祭へ子どもの絵を送った。
石岡: 来週の木曜日にガイドクラスがDMZへ実習しに行く。
ハン: 高橋ますみさんからヴー君への手紙を皆に知らせた。
サン: 日本語の自分の担当クラスは問題がない。
ミン: 7,8の日程調整。
メンちゃんの来日のことを皆に知らせ。
JASSツアーの意義と重要さ、そしてベトナム事務所員全員
で協力して成功させようと、ベトナム事務所員に説明。
恒例のバーベキュー大会について。
投稿者 koyama : 2006年06月17日 20:16