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2006年04月28日
ベトナムテレビ取材2日目 省関係者を日本料理店へ招待
晴天 猛暑
ベトナムテレビ取材第2日目。
午前9時、フーハウ地区診療所へ。「フエ市障害児父母の会」
が行われていた。
「フエ市障害児父母の会」はボランティア貯金交付金で運営
されている。現在、フエ市内にある25箇所の診療所で
毎月1回を基準に、障害児の親と子ども、医師が集まり、
懇談、交流、リハビリなどを行っている。
本部は障害児医療センターにあり、3人の医師を採用し
障害児や父母へのあどばいすをなどを行っている。
帯広の芳村さんが支援しているヒエウ君も来ていた。
昨年、高熱で精神に障害を起こしたヒエウ君だったが、
その後の治療の甲斐あり、普通に話をする事が出来た。
日本の里親のお母さんは元気ですか? お父さんは?
などと細かいことを聞いてきた。元気になったヒエウ君
を見て安心。
フーハウ地区診療所は船上生活者も多い低所得者の居住
地域。フーハウ地区障害児父母の会」に集まって
17人の障害児は保険に入るお金がない。保険に入らないと
薬や治療費など限界がある。年間10万ドン(700円)の
保険に入ると治療費・薬代など保険会社gが出す事に
なる。今回、フーハウ地区17人に年間700円の保険料を
寄付する事とした。
続いて障害児リハビリセンター「フエ平和村」へ。
1998年~2001年までの年間、JICAと協力して
トゥア・ティエン・フエ省全域の障害児総合支援プロジェクト
を行った。
その際、フエ平和村と協力して多くの障害児のリハビリを
行った。JICA支援で障害児の治療器具も寄贈。
午前11時半、午前中の取材終了。
午後4時、フエ中央病院小児科医長のHUONG先生と
訪日の打ち合わせ。5月10日~20日までの10日間、
渡辺和代さんが主催する「ACCL」(あじあ・チャイルド・ケア・
リーグ)の招待で訪日する。日本の小児科・小児ガンの
医療関係者と懇談。いくつかの病院を視察する。
訪日のスケジュールの確認、通訳の問題、ホテル宿泊等の
打ち合わせなどを行う。訪日中の希望なども聞く。
日本料理店ではトゥア・ティエン・フエ省幹部の
皆さんを日本料理店に招待し、お披露目をする予定である。
子どもたち・大塚さん・日本人スタッフはその準備におおわらわ。
今日は大塚さんの指導で「茶巾寿司」を作る。
既に招待状を出し、10数人の人たちが来店するとのこと。
ベトナムテレビ取材の最後に日本料理店全景を取材する事に
なっていた。
午後5時半、警備員のリー君がのれんと提灯を出す。
午後6時、日本語学校観光ガイドコースの実習でダナン・ホイアン・
ミーソンへ行っていた中村先生、石岡先生が生徒と帰って来た。
午後6時半、元市長のアンさん、省観光局副局長の二人が
来店。しばらく他の参加者を待つ。午後7時過ぎ。
とうとう二人以外に来店なし。
アン元市長、観光局副局長と私、ミンさん、サンさんで
会食を開始。
テレビ局の取材の皆さんにも日本料理店を試食してもらう。
午後9時。日本料理店の全ての業務を終わる。
その後、大塚さん、税田さん、松下さん、ミンさん、
サンさんで「何故、参加すると言った省の幹部が欠席したのか」
について深く討論をする。
中村さん、石岡さんは1泊2日の日本語学校観光コースの
実習で疲れ休む。
長い1日だった。
投稿者 koyama : 2006年04月28日 19:07