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2006年04月27日
ベトナムテレビ取材
晴天。気温35度。湿度も高い。
午前7時10分。日本語学校ガイドクラスの生徒と先生
(中村・石岡・フーン先生)がダナン・ホイアン・ミーソンへガイド実習。
1泊2日のツアーである。
ベトナムにある日本語学校でここまで懇切丁寧に学生への
指導をしている日本語学校はない。日本語学校の教師の
皆さんのご苦労に感謝。
午前8時半、ハノイのベトナムテレビ(日本のNHKにあたる)の取材。
5月15日に30分の番組として放映するとのこと。
内容は私が13年ベトナムに来て苦労の中で子どもたちのために
様々な活動をしているという内容をハノイから全国放送する。
既に数年前から計画を立てていた。JICA障害児支援プロジェクト、
中秋祭りなどその時々の行事などのビデオ取材を既に行っていた。
今回は今まで撮ったビデオを編集し、今日と明日の二日間の
新しい取材もまじえての放映となる。
午前9時、「子どもの家」へ到着。
「子どもの家」には「4月30日戦争勝利・5月1日国際労働日の
精神は永遠だ」との横断幕が掲げられていた。
3日後の4月30日は31年前のこの日、サイゴン解放があった日。
5月1日はメーデー。ベトナムの数少ない祝日である。
図書室や子どもたちの部屋で子どもたちとの交流を取材。
「子どもの家」のベトナム人スタッフのキムアンさんにインタビュー。
日本料理店で料理を担当しているTHUYさんにインタビュー。
子どもたちと一緒に昼食を摂る。
午後12時過ぎ、午前中の取材が終了。
トンチンカンホテルへ。若干の昼寝。
いくつかの重要なメールを書く。
午後3時。ベトナムテレビ午後の取材。
オートバイ修理工場。
その後、日本料理店を取材。
日本料理店で私へのインタビュー。
生い立ち、ベトナムへ来た理由、活動の動機、活動の内容、
活動の目指すもの、今後の計画・・・・・。
日本料理店厨房を取材。
午前中インタビューした料理のTHUYさんを厨房内で
再度インタビュー。
長い1日だった。朝から夜まで。朝から暑く湿度も高い。
通訳をしてくれたミンさんも大変だったと思う。
日曜日から連続5日間の『人との付き合い』。
訪問者に失礼があってはならない。
さすがにテレビ取材終了後はくたくた状態。人と会うのも
話すもの嫌になるほど疲れ切った。
明日も朝8時から夜8時近くまでテレビの取材。
頑張ろう。
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午後11時のNHKニュースで横田さきえさんの米国議会
での証言を見た。話に説得力がある。聞いていて
涙が出てくる。横田さきえさんの話が何故説得力が
あるのか。それは、真実の心を真実の言葉で
語っているからだ。今の日本では「言葉に
真実がない」。ただ言葉だけが踊っているだけだ。
意味のない言葉遊び。政治家がその好例。
我がアメリカべったり首相はその典型。
横田さきえさんの思想・信条が何か私は知らないが、
この人の口から発せられる一言一言に真実の
重みを感じる。母親として、娘が突如いなくなった
という現実に正対し、母親としての心の痛みを
吐露しているからこそ、真実の言葉となっている
ように思う。人間の発する言葉には、真実の
思いがなければ虚無の世界である。
NHKテレビで「ホリエンモン」が保釈されたとの
報道があった。
「ホリエモン騒動」ではホリエモンを「我が弟、子ども」と
叫んでいた自民党幹事長武部氏、自民党本部で
ホリエモンと握手をし励ました小泉首相。
「小泉首相とホリエモンと私で日本か改革します」と
豪語した竹中平蔵総務大臣。
これらの人たちの言葉が「軽い」言葉になっている。
自らの行動と言葉への自省が全くない。
日本の政治家は言葉を語れない。横田さきえさんの
「爪の垢でも煎じろ」と言いたいところではある。
投稿者 koyama : 2006年04月27日 19:35