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2006年04月26日
花田社長フエを発つ。
晴天。 34度(バオミン気象予報士)
4月24日付けの日記に「火焔樹の花咲き出す」
との記述で写真を掲載しました。
日本のT花博士より、あれは「おおごちょう」ではとの
ご指摘がありました。インドネシアでは ピーコック花
とも言うそうです。お詫びし訂正致します。
T花博士のご指摘に感謝致します。
T花博士から送られた「おおごちょう」の写真と
私が「火焔樹の花」として掲載して写真は瓜二つ。
●フエの「おおごちょう」の花が咲き出す。(別名ピーコック花)
●T花博士から送られた「おおごちょう」の写真
フエはすっかり「夏模様」。
午前9時半、アクセサリー花田社長と「金メッキ」工場を
視察。
その後、竹細工・籐細工の工場を視察。
午前10時45分、JASSベトナム事務所を訪問し
ベトナム事務所員と交流。
午後12時過ぎ、中国系の大衆食堂で「チャーハン」を
食べる。花田さん、ミンさんと。1食70円。
午後3時、花田さん、ミンさんと一緒にフエ空港へ。
花田さんは午後5時過ぎ、フエ空港経由で
ホーチミン市へ。
4日間のフエ滞在だった。子どもたちの就職口としての
アクセサリー工場の創設。そのための各種調査を行った。
早期にアクセサリー工場の創設が出来る事を祈る。
花田さんの無事帰国を祈念する。
トンチンカンホテルの部屋に戻り、いくつかの問題に
ついてメールを書く。
午後6時、日本料理店で夕食。
子どもたち、日本人スタッフ、大塚さんと一緒に
子どもたちや大塚さんの作った日本料理や
ベトナム料理を食べる。今日は暑く、かなり体力を
消耗。食欲減退。
ベトナム共産党第10回大会が終わった。
今回の特徴は共産党委員長候補の一本化が
出来ず、事実上、大会代議員の選挙で決めると言う
異例の事態となったことである。
前職委員長ノン・ドック・マイン氏とホーチミン市の
国会議長との対立だった。
町の噂では、ベトナムの一層の資本主義化を求める
勢力が押すホーチミン市の国会議長とハノイなどを
拠点とする社会主義路線堅持派との「妥協」が出来ず、
最後まで候補者の一本化が出来なかったとのこと。
この問題の裏には、現在のベトナムが抱える大きな問題が
ある。両派とも共通している危機感は「汚職腐敗」の蔓延
である。このまま行けば、共産党一党独裁体制そのものが
崩壊するとの強い危機感があった。
中間的な人々が「社会主義路線維持派」に寄り添った
結果、ノンドックマインが再選されたとの見方がある。
いずれにしろ、このままドイモイ路線を突き進めば、
貧富の格差の一層の増大、汚職の蔓延を通して、
ベトナム社会主義そのものが崩壊する過程を辿っている
との見方もある。
庶民の中にある不満と矛盾が共産党大会にも
明確に反映されていることは明らか。
投稿者 koyama : 2006年04月26日 21:09