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2006年04月24日
アクセサリー工場創立のための視察
晴天。34度。
午前9時、アクセサリーを作るための道具鍛冶工場を見学。
「ペンチ」(2種)、「クイッキリ」・・・。
フエ郊外の道具鍛冶へ。しかし、精巧なペンチなどは作れない、
数が少ない仕事はしないとのこと。その後、いくつかの鍛冶屋
さんを訪ねるが思ったような道具がない。更に明日、調査の予定。
午前10時、ガラス工場を視察
フエ郊外のティエンアン山の中腹にある「薬ビン」を作る小さな
町工場。くずのガラスを回収し、1000度近い温度で溶かし、
型にはめ込み、空気を入れて茶色のビンに仕上げる。
暑い空気の中で更にあつい大変な仕事である。
午後12時過ぎ、フエの大衆食堂で昼食。今回の旅で花田さんは
フィリピン、バンコクと旅行する。アクセサリーという仕事上、
海外出張が多いそうだ。海外旅行では高級レストランには
行かず、大衆食堂で食事をしているとのこと。
「大衆食堂の方が美味しい、一般庶民が一番美味しいものを
食べている」との私の持論と一致。花田さん、バオミンさん
私で900円。一人300円の昼食ではあるが、栄養満点。
アヒルの玉子焼き、豚肉とエビの甘辛煮、もやし炒め、
ニガウリスープ、ご飯。
午後1時から昼寝。
フエ市内もいよいよ「夏の様相」を呈してきた。
フエ市の花「火焔樹の花」が咲き始めた。
これから猛暑の夏となる。私の一番好きな季節。
午後3時、ラデン細工の家内工場を見学。
アクセサリーの一部にラデン細工が関係あるようだ。
町の木工場視察
ドンバ市場でアオザイ布、水牛の角細工、ガラス瓶各種を
調査視察。
その後、レロイ通りのみやげ物店を視察。
ラデン細工のみやげ物、水牛角のみやげ物などを調査。
あるみやげ物店を視察すると日本語学校の学生さんが
仕事をしていた。初級から上級まで2年間、我が日本語学校
で勉強したとのこと。日本語も結構話せる。
現在は、上級クラスを卒業した学生用の「特別コース」で
更に日本語を磨いているとのこと。日本語学校の
卒業生がこうしてフエで活躍する現場をみることができる
のは嬉しい事。福田もえ子・西山優子・坂本文子・橋本さん
などの先人や現在の日本語教師の努力がこうした見えない
ところで結実していることを改めて知った。
午後5時過ぎ、ホテルへ。休息。
日本料理店では日本料理店スタッフと日本語教師が
夕食。
午後6時半、花田さんが日本料理店へ。
税田さん、大塚さんなどスタッフの皆さんと
交流・夕食。
子どもたちは久しぶりの日本料理店開店を喜んでいた。
久しぶりの開店。オランダの弁護士さんもフリーで入店。
交流。
今日は朝からフエの町や郊外を動き回り、忙しい1日だった。
投稿者 koyama : 2006年04月24日 07:49