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2006年03月13日

地球の歩き方スタディーツアー第3班:マブベの会フエ着

終日小雨。寒い。
気候の変動が大きい。

午前8時からボランティア貯金申請書に添付する写真、地図の
デジタル写真化などをし、山西副代表に送信。
何とか3月15日の申請締め切りに間に合って欲しい。

午前10時、「子どもの家」で地球の歩き方ツアー第3班の
皆さんに話をする。

1時間15分。「子どもの家」の歴史、
海外支援で目指すもの、支援ー利権論、人間が生きるということ、
人間の幸福とは? 社会や世の中を変えるということ・・・・。

午前11時、「子どもの家」の子どもたちは昼食。
昼食のメニューは
・豚肉と厚揚げの甘辛煮
・うりをマムトム(えびの塩辛)につけて食べる
・野菜スープ
●ご飯


たんぱく質、野菜、澱粉とバランスの取れた食事である。

午後、17通のメール受信。7通のメール送信。

午後4時フエで最初に支援した子どもがベトナム事務所を
訪ねてきた。1993年9月にフエへやってきた。フエ師範大学
日本語クラスで日本語を教えながらストリートチルドレンの
支援を始めた。1ヶ月後に「チーラン通り子どもの家」を
設立。路上の子どもたちの本格的な支援を始めた。
その時「子どもの家」に入れた子どもたちの中で
今でも「子どもの家」にいる子が何人かはいる。
多くの子どもたちは成長し社会に巣立っていった。
フエ師範短大に入学したユオンさんや日本料理店
にいるグエットさん、ホンニーさんなどは1993年からの
付き合いである。
その時「チーラン通り子どもの家」に入ったNIさんが
訪ねてきた。現在21歳。諸般の事情があり、今の
グエンチャイ「子どもの家」には入所しなかった。
昨年末ハノイの料理学校を卒業したが、就職口が
ないとのこと。両親がいなく、兄弟もいない。
たった一人で生活することはフエでは本当に大変な
ことである。噂で私が日本料理店を作ったということを
聞き、「日本料理店で働きたい」とやってきた。
ミンさん、ラームさんを呼んで事情を詳細に聞く。

●写真は1994年に撮影。
 後ろの列の左端が私。(46歳)。
 真ん中の列の右から3番目(白い半そでシャツ)
がNIさん(9歳)女子


●現在のNIさん(21歳)写真中央
 左は親戚

13年の歳月は長いものである。小学校3年生にNIさんも
21歳に成長していた。
現在のNIさんは「天涯孤独」とのこと。
事情を考え、明日8時に日本料理店へ来てもらい、
半日の日本料理店体験をしてもらうことにした。
日本料理店のニーさん、グエットさんとは「チーラン通り
子どもの家」で一緒だった仲。
明日の半日日本料理店体験を経て、採用するかどうかを
決めることとする。
こうして13年前の出会いを忘れずに訪ねて来てくれるのも
何かの縁である。出来るだけの協力をしようと思っている。

午後6時40分、ミンさんと一緒にワゴン車でフエ空港へ。
午後7時40分 「マブベ笑顔の会」の一行7人がフエ空港へ
到着。30分遅れ。
鍼灸師で小児針・タッチセラフィーの先生
である大極安子さん(大学の同級生)と関係者の7人。
今回のフエ訪問はタッチセラフィーの実地研修。
皆さん、元気にフエ空港へ到着。今日は朝が早く
多少疲れ気味?

空港から夕食を摂りにフエ市内「フォーサイゴン」レストランへ。


午後9時過ぎ、市内フォンザンホテル着。
明日から「子どもの家」、フールー小学校、障害児医療センター、
地域診療所などを訪問予定。

投稿者 koyama : 2006年03月13日 18:45

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