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2006年03月09日
地球の歩き方スタディーツアーナムドン山岳地帯へ。日本料理店大盛況
晴天
また行方不明となったリー君を探し、昨夜市内を回る。
「明日8時に日本料理店へ来るように」と伝える。
今朝8時過ぎ、リー君が日本料理店へやってくる。
先日、新品の衣類一式を買ってあげたのだが、
「ギャンブル」に使ってしまった。暫くお風呂にも入って
いないようで多少の異臭あり。
早速、私のオートバイの後ろに乗せてベトナム事務所へ。
ベトナム事務所で温水シャワーを使い入浴。
その間に税田さん、ハンさんがリー君のズボン、くつ、
シャツなどを支援物資の中から探してくれる。
ソン君は下着を買いに近所のお店へ。
9時半、地球の歩き方スタディーツアーの皆さん(14人)、
ラームさん、私でナムドン山岳少数民族との交流へでかける。
リー君も助手として連れて行く。
中型バスで1時間半。ナムドン山岳地帯の中心部へ入る。
昼食を摂る。
●イカの煮物を汁ごとご飯にかけ、唐辛子入りの醤油を入れて
食べると絶品の「汁かけ飯」となった。
更にバスで山奥へ。
カトゥー族の村へ到着。村人が音楽と民族衣装で歓迎。
地球の歩き方スタディーツアーの皆さんは、ラーメンなどの支援物資
をもって交流会場へ。
交流会場
初めに支援物資の贈呈式を行う。
子どもたちの歓迎の踊り
カトゥー族の皆さんと一緒に踊りをおどる。
交流を取り囲むカトゥー族の子どもたち
交流会場の伝統家屋の中には、村の長老や子どもたちも
一緒に座る。農業・林業のカトゥー族の生活はいつも家族と一緒。
私と同い年の長老は3人の孫と一緒に穏やかな顔をして
交流を見守っていた。「人の幸せとは何か?」。その回答を
見る思いである。
交流会終了後、村人と一緒に山の中の滝を見に行く。
滝を見ながら村人と交流。
今日の交流ではリー君も荷物を持ったり、水を配ったりと
活躍した。人間は、目の前に何か課題がないと沈んでしまう
ものなのかも知れない。自分と言うものの「位置」がしっかりと
位置づいているとき、子どもたちは安定した気持ちになるものだ。
午後4時頃、ナムドンを出発。午後5時半過ぎ、フエ市内に
戻る。地球の歩き方スタディーツアーの皆さんは、シャワーを
浴びたりして一休み。午後6時半から日本料理店で最後の晩餐。
トンチンカンホテルの日本料理店に帰る。早速地球の歩き方ツアー
の皆さんを迎えるために「のれん」「提灯」を店先に掲げる。
「のれん」が目立つようにひさしにライトをつける。のれんの
文字がくっきりと浮かぶ。提灯にも灯を入れる。赤い提灯が
一層目立つ。
厨房ではホン店長、フオンさん、子どもたち(4人)、
日本人4人の皆さんが、地球の歩き方ツアー(14人)の
夕食晩餐会のための準備に大忙し。
あたりは薄暗くなってきた。明るくライトアップされた
のれんと提灯を中心に日本料理店は夜の街に見事に
浮かび上がっていた。街を歩く人に「目立つ」ようになった。
早速6時前に一人お客さんが来店。ハノイ駐在の日本の方。
先日、フエ空港待合室で日本人と
隣り合わせとなり話をしたそうだ。その日本人の女性は
「フエに初めての日本料理店が出来た、
純米大吟醸酒など美味しい日本酒がたくさんある」と
話していたそうだ。お客さんは、日本酒が好きなので
次回フエ出張の機会があったら必ず寄ってみようと
思っていたとのこと。生ビールと「付け出し」、
いくつかのおつまみで純米吟醸酒を飲む。
また、機会があったら来てくれるとのこと。
6時半の空港行きのぎりぎりまで日本料理店
での滞在を楽しんでくれた。有難いことである。
口コミで日本料理店が少しずつ広がって
行くことを期待したい。
しばらくすると若い男女が入ってきた。
提灯とのれんをにたとのこと。お客さんだと思ったら
「00ホテルにはどういったらいいですか」との道案内の
依頼。リー君に言ってホテルまで案内するようにした。
これも何かの縁だ。
午後6時半、地球の歩き方スタディーツアーの
皆さん14人が来店。今夜でフエ滞在は最終日。
今夜は晩餐お別れ会。
夕食会のメニュー
●手作りコロッケ
●インゲンの胡麻和え
●空芯菜のニンニク炒め
●昨夜から漬けておいた「ぬか漬け」(丁度良く漬かっている)
●南蛮漬け風小魚
ご飯、味噌汁・・・・・・。
●今日はピースインツアーの好意で「飲み放題」。
生ビールやワイン、焼酎の水割りなどの注文が殺到。
松下さん、税田さん、石岡さんは裏方で飲み物の注文に
応える。中村さんは厨房でホンさんたちと料理を作る。
地球の歩きスタディーツアーの皆さんはアオザイを着て参加。
地球の歩きスタディーツアーが盛り上がっている時、京都産業大
のスタディーツアーで昨年来た若者2人が来店。
更にアジアを回っている若者が提灯とのれんを見たと言って来店。
生ビール、夕食を注文。
地球の歩き方スタディーツアーでホテルへ帰った参加者のうち
4人が再度日本料理店へやってくる。
提灯とのれんを見てカナダ人ご夫妻が来店。手が一杯の
ため事情を説明し、明日の夕方の来店をお願いする。
今日はのれんや提灯をライトアップしたが、暗い夜の
街で日本料理店はかなり目立つ存在となり、旅行者の
目に留まったようだ。
今日は26人の来店。厨房や接客担当の皆さんの
奮闘で何とか危機を乗り越える。
今日1日、朝8時過ぎから午前12時過ぎまで、仕事が
続き、さすがに体が棒のようになってしまった。
明日、体力が回復するか心配だ。
今日の来客の様子を見ていると今後日本料理店への
来店はかなりあるとの見通しを持つに至る。
ピースボートから連絡があり、4月11日に40人位で
フエに来る、「子どもの家」など訪問。その際
夕食を日本料理店でするとのこと。40人の来客への
対応は初めて。今からシュミレーションをし準備が必要。
今日1日奮闘してくれたベトナム事務所、日本人、
日本料理店スタッフの皆さんに深謝。
投稿者 koyama : 2006年03月09日 10:48
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