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2006年03月05日
午前中仕事ー午後休息
晴天
★今日は先日亡くなった叔母(父の妹)
武井たつさんの49日法事。ベトナムにいて参列できず。残念。
90歳近い大往生と言える。文京区大塚にいた。
私が生まれた時からお世話になった叔母。
天国でゆっくり休んで欲しい。
午前8時、ベトナム事務所の電機関係の工事。
バオミンさんと午前10時半まで立ち会う。
その後、トンチンカンホテルの部屋の整理・掃除。
衣類等の収納など・・・・。
何人かの支援者に手紙を書く。
全国大学生協スタディーツアーは午後ホーチミン市へ。
午後7時過ぎ、地球の歩き方ツアーフエ到着。
今日はフエ帰って初めて読書の時間が取れた。
この3週間、仕事・仕事・問題・仕事・・・・・・。
「国家の品格」(藤原正彦著:新潮新書)
著者は、作家新田次郎・藤原ていの次男。
現在お茶大理学部教授。数学者。
現状認識はほぼ一致。社会の指導層そして日本社会全体が
品格をなくしている、市場原理至上主義という理論におかされて
いると主張。藤原氏の言いたいことは、
理論・理屈だけで世の中の事象を解決できない。
日本伝統の武士道をもう一度日本人が学び直す必要ありと。
惻隠(そくいん)の情ー相手の気持ちを推測し思いやる気持ちー
なや「卑怯(ひきょう)」と思う気持ちなど
日本人が持っていた西洋文明にない行動様式を
もう一度、見直したいと主張している。
現在の資本主義の本家、アメリカの精神的腐敗、貧富の
格差を強く警告している。既に資本主義はマネーゲームと
化していると。
やや、復古調のきらいがあるが、耳を傾ける価値のある
主張に思えた。数学者の書いた本として一読の価値あり。
会津藩の藩校「日新館」に「什の掟」(じゅうのおきて)というの
があったそうだ。幕末の白虎隊も学んだとのこと。
1 年長者の言うことに背いてはなりませんぬ。
2 年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ。
3 虚言をいうことはなりませぬ。
4 卑怯な振る舞いをしてはなりませんに。
5 弱いものをいじめてはなりませぬ。
6 戸外で物を食べてはなりませぬ。
7 戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ。
一部納得の出来ないものもあるが、ほぼ現代に
通ずるものである。山手線や地下鉄で食べ物を
パクつく輩(やから)、電車などでお化粧する人(若者だけではない)
には通じない「掟」かもしれないが。
「恥を知れ」ということばも死語に近い。
投稿者 koyama : 2006年03月05日 17:07
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