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2005年12月08日

ブライセンの藤木社長フエ訪問

終日雨。寒い。

この1週間、気候の関係で「倦怠感」と「頭痛」がひどい。
文章を書いたり、物を考えたりするのが億劫(おっくう)。
30分ほど時間があれば、体を横にしている。
今日のフエは16度。太陽が出ると30度。一気に15度ほど
気温が下がる気候に体がついてゆけない。これは私だけで
なくベトナム人も同様。

ベトナム事務所で「キャノン支援報告書」を書きあがる。

ベトナム事務所では日本料理店の接客の練習をしていた。
松下先生の指導の下にホンニーさん、グエットさん。

今日は私がお客になり「実践的な練習」をした。
「いらっしゃいませ」「ご注文は」「お待たせしました」
「しばらくおまちください」・・・・・。
まだ課題は残っているが、一通り接客が出来るようになっていた。
松下先生の熱心な指導に感謝。

●お客の注文を聞く練習

午後3時半、バオミン・ベトナム事務所長と一緒にフエ空港へ。
JASS支援者の藤木さん一行4人の出迎え。
到着予定を1時間ほど遅れる。午後6時フエ市内モーリンホテルへ。

一度トンチンカンホテルに戻り、午後8時半、再度藤木さん一行
とモーリンホテルのバーで一杯飲む。帰宅午後10時半。

64回目の「アジア・太平洋戦争」開戦日。
1941年、64年前の今日、マレー半島とアメリカの真珠湾への攻撃
を行い、米英との戦争が始まった。
アジア・太平洋への侵略戦争が始まったこの日。改めて戦争に
反対し、人間の命の尊さを声高に叫びたい。
64年後の今日、アジア太平洋戦争が日本の侵略ではなかった
と主張する一部の人々がいる。小泉首相の靖国参拝問題では
アジア諸国との関係が最悪の事態に至り、日本が孤立している
かに見える。アジア侵略を反省することは、中国や韓国、アジア
諸国に跪く(ひざまずく)ことではない。むしろきちんとした付き合い
と外交を進めるためにも必要なことである。あの無謀な侵略戦争で
亡くなった多くの日本人(私の兄、特攻隊の叔父たち)への
本当の鎮魂にもなる。
今日小泉首相はイラクへの自衛隊派遣を1年延長した。
今年のノーベル文学賞受賞者である英国の劇作家、
ハロルド・ピンター氏ははイラク戦争を「露骨な国家テロ」とし
その首謀者としてブッシュ米大統領とブレア英首相を
「戦争犯罪人」として訴追するよう訴えている。
ブッシュ政権第1期の国防副長官でイラク戦争の必要性を
強硬に主張したウォルフォウィッツ氏が「イラク戦争は必要
なかったかも知れない」と発言している。
今や自衛隊のイラク派兵の「大義」すらなくなっている。
サダム・フセインへの「人道への罪」は同時に「ブッシュ米大統領と
ブレア英国首相」へも適用されるべきものである。
米英首脳の責任で殺した人間は数万人に上る。
小泉首相が2010年10月以降に選挙制度を改変し、衆議院は180名も
議員を削減し300人程度、参議院も削減すると言っている。
これほど大幅な議員削減は、結局、自民党と民主党という
同根政党が残り、その他の野党や少数政党は国会から追放
されうる事態となる。
国民の様々な意見が国会に反映されない。これは小泉首相の政治的
なクーデターである。議員定数削減は、民主主義の根幹・原点の
問題である。こうして、少数野党を排除し、憲法改定、9条改定
への道を一歩一歩進めようとしている。
戦争への道である。徴兵への道である。
アメリカが進めようとする「世界中での戦争・紛争」の手先と
して私たちの子どもたちや孫が「国際協力」という名の下に
戦争に行く。体を張っても阻止しなければならない。
まずは、「戦争反対」「憲法9条改悪反対」の声を上げよう。
私が今出来ることは、この日記で自分の意見を言うことくらい
である。出来ることをしたい。「戦争反対」は思想や信条の違い
ではない。人として「命と人間」を大事に考えるかどうかの
問題である。

投稿者 koyama : 2005年12月08日 23:27

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