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2014年10月14日

2回病院へ

朝食を抜く。(医師の指示に従って)

午前8時、ベトナム事務所のソン君がオートバイで
迎えに来てくれる。

フエ中央病院へ。昨日、全ての検査が終わったのだが、
健康診断書作成最終責任者が「血液の中性脂肪が高い」
と言い出し、明日、もう一度採血する、朝食を摂らずに
来るよういと言われ、今朝病院へ。

雨の中ソン君のオートバイの後ろに乗せてもらい
フエ中央病院へ。再採血。そのまま帰宅。

健康診断料25000円を支払っているが、
今日の採血で、更に追加の費用を支払わせられた。
(25000円は、日本の10数万円程度の価値)

私は20年前から「高脂血症」と診断され、
通院と投薬を受けている。その事実を客観的に
「高脂血症」と健康診断書に記入すればいいのだ。
今日の通院は、全く意味のない、あえて言えば、
フエ中央病院の「金儲け」以外のなにものでもない。
「外国人料金」は、異常に高額な料金を取る。

今回は飽くまで健康診断。治療の依頼はしていない。
「ありのまま」に真実を記載すれば良いのに・・・・。

午前中、バオミンさんと電話いくつかの件に
ついて意見交換・打ち合わせ。

私の11月日本帰国日程の打ち合わせ。

今日は、料理のセンさんに朝食。昼食を作りを
断っておいた。

ご飯1合を炊く。インスタント味噌汁と「味噌付け」
で五勺分を食す。

30分程、昼寝。

午後2時、再度ソン君が宿舎へ迎えにきてくれる。
病院へ行く。「採血結果」がでた。正常値だとのこと。
昨夜、夕事と飲酒をせず、今日朝食を摂らずに行ったら
中性脂肪が正常値だという。その結果を記入し、
最終「健康診断書」が出来上がり、現場担当責任者の
サイン、最後に院長か副院長のサインをもらい、
やっと「健康診断書」1枚ができあがる。
ところが院長・副院長は、フエ中央病院の役員会議中。
いつ終わるか分からない。
付き添ってくれたフエ中央病院の関係者が、役員会議室に
「潜入」し、院長にサインをもらう。
これで全ての「健康診断」が終了した。6回も病院へ行く
とは、「官僚主義」とう言葉では表せない実態ではある。

健康診断書は、客観的に健康を調査するだけの
もの。1枚の健康診断書をもらうために「6回」も
病院へいかなければならない。
社会主義・官僚主義の極みのような実態である。

色々と話を聞いてみるとベトナムの健康診断書は
「就職」や「車の運転免許取得」の際に必要なもの
だそうだ。結局、客観的な健康の実態でなく、
「健康そのもの」との証明書に事実上なっている。
従って、少しでも健康に不安のある場合は、就職や
資格が取得出来なくなるので、病院側の対応が
「完全健康」との証明書発行となってしまう、という
傾向があるようだ。
日本のように「病気は病気」「健康は健康」と科学的・
医学的な検査結果を客観的に記入するものでは
ないようだ。

とにかく、健康診断書1枚(実際のベトナムの健康診断書
は10枚位あった)書くのに6回も病院に行かなければ
もらえないというのは、いかがなものか・・・・・。
これも今のベトナムの実態ではある。

6回の病院行きに付き合ってくれたソン君に
感謝したい。

午後4時半、宿舎へ帰る。疲れた。しばらく休む。

午後6時前、徒歩、日本料理店へ。

石井君が夕食を摂っていた。



石井君の話では、10月30日に日本へ帰国するとの
ことだった。


午後9時。今日は来客なし。

日本料理店の前の道を歩く人は余りいなかった。
今は、「観光のOFFシーズン}。

商い、「あきない」である。飽きないで忍耐強く
仕事は進めるのだ「コツ」だと思っている。

午後9時半、宿舎着。


投稿者 koyama : 2014年10月14日 10:42

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