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2013年08月08日

「京滋YOUの会」活動開始:フエ市人民委員会訪問

終日曇り 怪しい天気

午前6時起床。

朝食「フォー・ガー」(ハノイ名物・鶏肉米麺)

午前9時頃、富岡先生から電話。
明日から日本語研修の日本人が来るので
自転車を返して欲しいとのこと。

自転車をAさんに貸したのだが、
鍵を返してもらうのを忘れた。

仕方がないので、富岡君と一緒に
Bホテルへ行く。途中で警察のオートバイ警備を
しているリー君と会う。「リー君説」では
「ペンチとハンマーで鍵を切ってしまうのが一番良い」
とのことで、直ぐにどこかからペンチとハンマーを
持って来てくれる。

早速、富岡先生と一緒にBホテルへ行き、
ハンマーとペンチで自転車の「チェーン式」の鍵を
叩き切る作業に入る。しかし、なかなか進捗しない。

そばで見ていたホテルの警備員が、
「それではチェーンは切れないよ。ドンバ市場
入り口にある『鍵屋さん』に行き、鍵を開けてもらった
方が早い」との助言を受け、それもそうだな、と
思う。富岡先生にシクロに乗ってもらい、自転車を
かかえ、ドンバ市場の「合鍵屋」まで行く。



ドンバー市場入り口にいる「合鍵屋」へ。

ハリガネ1本、数秒で鍵をあけてくれる。

とんだ騒動だった。1時間ほど時間を費やす。


富岡先生の協力にお礼を言う。


その後、バオミンさんから電話あり。

今日の午後2時。フエ市人民委員会への表敬訪問。
集合時刻の確認の電話。

明朝のバイキング朝食の件。

バオミンさんからの電話の際、自転車騒動の
一幕を話す。

バオミンさん「その鍵は、僕がAさんから返してもらい
持っています」とのこと。

私はてっきり、Aさんから返してもらうのを私が忘れた
と思っていたが、バオミンさんが返してもらい、
鍵も持っていたのだった。
この種の行き違いが、この20年間、何度あったことか?

とにかく、明日来る日本人の日本語研修生が自転車を
使えるようになったので、問題解決。

富岡先生・リー君・ベトナム事務所のアンさんたちに
色々と迷惑をおかけしてしまった。

空は、どんよりとした「鈍色(にびいろ)」。
頭が重く、痛い。台風の影響のようだ。


午前11時半昼食。

「豚肉団子入りおじや」

食後、午後1時半まで読書。
「ハプスブル家」

日本で言えば、鎌倉前から明治初期までの
ヨーロッパの歴史と政治の概略が理解できる。

フランス革命で断頭台の露と消えた
マリーアントワネットも「ハクスブル家」の娘。
ハクスブルク家は、武力よりも「結婚」という
手段を通じて、欧州の聖俗の権力を手に入れた。

ハクスブルク家は、多産の系統で16人も子どもを
生む女帝がいた。生まれた子どもたちを
欧州の帝室に嫁がせたりして、政治的な
基盤を作っていった。

午後1時半、電動バイクで「ムンタンホテル」へ。

バオミンさんのオートバイに乗り、フエ市人民委員会へ。

最近、フエ市人民委員会は新築・移転した。



欧米王室の宮殿様の市役所に驚く。


「京滋YOUの会」スタディーツアーの皆さんとVINH(ヴィン)
フエ市長と懇談。

「京滋YOUの会」代表の藤井さんとVINH市長



VINH・フエ市長は、「今年2月に京都市を訪問した。
フエ市・京都市パートナーシティー協定を調印した。
こうして、京都市の市民の皆さんが、フエ市を訪問
してくれて感謝している。両市の協定の精神は、
市民の交流、科学・教育・文化の交流、企業家の
交流など多方面での両市の交流が進むことを
願っている。
京都市の門川市長様にも宜しくお伝えください」


藤井志保子「京滋YOUの会」代表
「2月の両市の協定書調印後初めての市民
レベルの訪問団を組織できてうれしい。
今回は大学生から各層の京都市民の
皆さんが参加している。こうした交流を
通じて、両市の「パートナーCITY協定調印」の
実質が更に深まっていくことを願っている。」

京都からのお土産として「祇園祭」の様子の
飾りをお送りします、と藤井志保子代表。


千数百年の間、京都の市民による「疫病退治・幸福を
祈るお祭り」との説明あり。



京都市長からが参加者全員に「フエシルク」で
出来たネクタイの贈呈あり。




「京滋YOUの会」の表敬訪問後、新フエ市役所前で
記念撮影


フエ市役所訪問後、「京滋YOUの会」の皆さんと別れ
宿舎へ。


読書「パフスブルク家」(江村洋 講談社現代親書)
読了。

紀元1200年位から第1次世界大戦まで700年程
ヨーロッパを統治した「ハプスブルク家」。

その解体は同時に民族国家の成立につながり、
更に民族主義と争い・戦争へと繋がっていく。


午後6時半、フエ郊外の「南州会館」でフエ市人民委員会
主催の「歓迎晩餐会」が開催された。

フエ市側から「タンフエ市副市長」「ホアン外務部副部長」
その他外務部員が参加。


初めに歓迎晩餐会の招待者であるフエ市副市長の
タン氏が歓迎の挨拶。



日本語通訳は「ホアン外務部副部長」(私の教え子)


料理は、純粋なフエ料理

フエ市人民委員会外務部を代表してホアン副部長
の自己紹介。


会食




「京滋YOUの会」側の通訳はバオミンさん




タン副市長の温度で「乾杯」





歓迎晩餐会の答礼
 藤井志保子さん(「京滋YOUの会」代表)


日越交流

「京滋YOUの会」側からフエ市人民委員会へ
記念品の贈呈。



歓談は続く


JASSベトナム運営委員長の通訳



「京滋YOUの会」藤井志保子代表より
フエ市副市長へ京都のお土産贈呈

午後8時半前に閉会


その後、日本料理店へ。

今日は2人の来客。

その後、午後10時半まで日本料理店に


投稿者 koyama : 2013年08月08日 12:00

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