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2013年08月25日

久し振りの休日

今日は終日、宿舎に居て仕事。


午前中、成田からフエ「子どもの家」に来るD大学の
学生さんが成田空港で渡航拒否にあっているとの
連絡を受ける。税田さんと協議し、税田さんから
成田にいる学生さんに解決策を伝える。


昨夜、リー君との「人生論」を遅くまでしたので
今朝は起きられない。

昨日の昼食の残りの「おじや」を少し食す。

今日、第1回目の洗濯。

読書『読むだけですっきりわかる世界史(中世編)』

元の統治・・・・。十字軍の7回の遠征の実態。

世界史の西洋版を読む。「陸続きのためか?」、
繰り返し国土の侵略・征服・皆殺し・奴隷化などが
行われている。更に宗教対立と政治、宗教に
よる戦争など、紀元以前から中国を含め、
大陸は民族の闘争・侵略と復讐、自己実現の闘争
の歴史を辿っている。

日本人の辿った歴史とは、かなり異質な歴史を
アジア・ユーラシア・欧州・アフリカは辿っている
ことが分かる。

悲しいことではあるが、こうした侵略と被征服と
表裏一体となり、文化の伝播も進行していると
いう事実がある。

モンゴル系騎馬民族の元とイランの文化の
高さを知る。

昼食は摂らず。


午後第2回目の洗濯。シーツなど・・・・・。


この1ヶ月程は、スタディーツアーが続き
ゆっくりとした生活が出来なかった。

今日は2回洗濯をし、部屋の掃除、整理整頓を
した。

午後5時、バオミンさんが宿舎へ。

短時間、各種問題について意思統一。


午後7時、税田さんから電話。
D大学の学生さんからメールがあり、ベトナムへ
入国できたのかが分からない状況。
学生さんにメールをいれ、現況を確認してもらうよう
お願いする。

今日は、ベトナムの「ヴォー・グエン・ザップ
(武元甲)将軍」の102歳の誕生日。
大変おめでたい。ベトナムで100歳以上の
長寿の人はそれほどいない。
ベトナムの戦後史の生き証人が今も生きている
ことに感動する覚える。

私の母親とほぼ同じ年。大正元年・明治45年生まれ。


ベトナムでは大々的な祝賀会もない。

ボーグエンザップ将軍は私たち団塊の世代の
ベトナム戦争反対派にとっては、まさに
英雄であった。

一時は、副首相兼国防大臣、共産党序列
5番目の大物だった。

ベトナムのカンボジア戦争に反対したことから、
冷遇され今日に至っている。

ボーグエンザップ将軍、ファンバンドン首相、
ホーチミン主席は、フエの名門「コックホック高校」
出身である。ちなみにベトナム事務所の
バオミンさん・日本語主任のフーン先生も
彼らの後輩、コックホック(国学)高校』出身である。

共産党の世界も毀誉褒貶が多くあり、なかなか
生きていくのが大変な世界である。
常に空気を読み、その時々の大勢に順応する人間が
「出世」する世界ではある。本当のことを言う人間は
粛清される運命を持っている世界でもあると
言われている。

ヴォー・グエン・ザップ将軍は今でも国民には
根強い人気がある。将軍の更なる長寿を願う。


投稿者 koyama : 2013年08月25日 20:23

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