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2013年01月01日

2013年の新春を迎えて

明けまして おめでとうございます


2013年の新春を寿ぎ、JASSベトナム事務所員一同
一致団結して、「子どもの家」の子どもたちと
世界の子どもたちの平和と安寧を願い、
子どもたちへの不当な抑圧、虐待、放置、
政府による無策・無能な政策に反対します。

2013年は「子どもの家」創立19周年。
引き続き子どもたちに寄り添い、子どもたちの
立場に立って、子どもたちの自立・自活へ向けて
一層奮闘致します。


2013年は日越国交樹立40周年の節目の年です。
微力ではありますが、引き続き日越友好交流の
「民間大使」として、アジアの平和・安定の一翼を
担って活動していく決意です。

日本の支援者の皆様の一層のご協力をお願いする
次第です。

2013年を迎えて

 ベトナムの「子どもの家」を支える会
代表 小山道夫

ベトナムの「子どもの家」を支える会
ベトナム事務所員一同


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2012年度の読書録

(総評) 惨敗
.この10数年、年間80冊程度の読書をしていたが、
    2012年度は30冊。目標(100冊)の33%。
    今年は非常に忙しく、体調もあまりよくなかった。
    本来読書に当てる時間に「横になる」ことが多かった。

2012年 読書録

1月
①あの戦争はなぜ負けたのか(半藤一利・保阪正康・中西輝政
  戸高一成・福田和也・加藤陽子著
              文春新書)
②ホーチミンルート従軍記(レ・カオ・ダイ著古川久雄訳:岩波書店)
③数学物語(矢野健太郎著:角川文庫)
④官邸崩壊―日本政治混迷の謎(上杉隆著:幻冬舎文庫)

2月
⑤「生首―詩文集」(辺見庸著:毎日新聞社)
⑥「観月観世」(曽野綾子著:集英社)
⑦「不破哲三 時代の証言」(中央公論新社)

3月
⑧「資本主義以後の世界―日本は文明の転換を主導できるか」
  (中谷巌著:徳間書店)

⑨「東アジアの未来―安定的な発展と日本の役割り」
  (一ツ橋大学東アジア政策研究プロジェクト編)
    東洋経済新報社)

4月

⑩「世界史 上」(ウイリアム・H・マムニール著:中公新社)
⑪「世界史 下」(同上)

5月
⑫ 「遊牧民から見た世界史」(杉山正明著:日経ビジネス人文庫)
⑬ 「20世紀を作った経済学」(シュンペーター・ハイエク・ケインズ)
   根井雅弘著:筑摩プリマー新書)

7月 
⑭「死と滅亡のパンセ」(辺見庸著:毎日新聞社)
 
 
8月
⑮ 「マルティン・ルター」(徳善義和著:岩波新書)
⑯ 「イギリス帝国の歴史―アジアから考える」(秋田茂著:中公新社)
⑰ 「聴衆の誕生ーポスト・モダンの音楽文化」(渡辺裕著:中公新社)


9月


10月

⑱「独裁入門」(香山リカ:集英社新書)
⑲「反ポピュリズム論」(渡辺恒雄著 新潮新書)

11月
⑳「ルポ 子どもの貧困連鎖―教育現場のSOSを追って」(保坂渉
 池谷隆著:光文社)
21 「創氏改名―日本の朝鮮支配の中で」(水野直樹著:岩波新書)
22 「団塊の世代は何だったのか」(由紀草一著:洋泉社)
23 「江戸語・東京語・標準語」(水原明人著:講談社)
24 「大奥の奥」(鈴木由紀子著:新潮新書)
25 「安心のファシズムー支配されたがる人々」(斉藤貴男著:岩波新書)
26 「一度も植民地になったことがない日本」(デユラン・れい子著;講談社)
27 「メディチ家」(森田義之著:講談社現代新書)

12月
28 「丸山眞男―リベラリストの肖像」(苅部直著:岩波新書)
29 「安南王国の夢―ベトナム独立を支援した日本人」(牧久著:ウエッジ)
30 「利他学」(小田 亮著:新潮選書)

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NHK紅白歌合戦を見た。
美輪明宏の「よいとまけの歌」を聞いて
とめどなく涙が流れてきた。
歌でこれほど感動したことはない。
素晴らしい。
民放が「ヨイトマメの歌」を放送禁止にしていた全民放
関係者に強く抗議したい。

1960年代、牛乳屋の寮に住んでいた。長崎県の諫早市
から中卒の同年代の若者がたくさん同居していた。
これらの集団就職の若者が、「ヨイトマメの歌」をレコード
で聞いていた。私は隣で「ヨイトマケの歌」を聞き自室で
感動して密かに涙を流していた。その後、民放では
「差別の歌」として、この素晴らしい歌を54年間近く
「封印」していた。嫌いなNHKの今回の措置に
心から感謝したい。私は1960年代の高校時代の
苦しい生活が一瞬にして頭によみがえった。

紅白歌合戦で涙を流したことはないが、美輪明宏
の「ヨイトマケの歌」に不覚にも涙を流してしまった。

投稿者 koyama : 2013年01月01日 23:59

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