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2012年11月01日

成田→ ホーチミン→フエ

成田空港付近の安ホテル

午前5時起床。入浴。ゆっくりとお風呂に入る。
荷物の整理。

テレビで朝のニュースを見る。

午前時45分、チェックアウト。

午前7時、ホテルのバスで成田空港第1ターミナルへ。

午前8時半、ベトナム航空のチェックインカウンターへ。
荷物預かりのタグが、「成田→フエ」となっていた。
公式記録だと「成田から ホーチミン市を経由してフエ空港へ
届けます」という」ことになる。

しかし、実際には成田から ホーチミン空港で一度荷物を取り、
再度国内線でチェックインし、その際、荷物を預け、
ホーチミン市→フエの荷物預かりのタグをもおらう。
このタグをフエ空港で見せないと、「人の荷物を盗った」との
嫌疑がかけられる。

以前、同様な「成田→フエ」の荷物預かり証をもらい、
ホーチミン市空港の国内線で「 ホーチミン→フエ」の
チケットをもらい、スーツケースを預けようとしたら、
空港係員が、「あなたは成田空港で既にスーツケースを
1つ預けているので、これ以上の荷物は預けられない」と
言われ、一騒動起こした経験がある。

成田空港のベトナム航空チェックインカウンターの
女性に「成田→ ホーチミンにして欲しい」と頼む。
係り員の女性は、「決まりです。 成田→フエとします」
との返事。

私は責任者を呼んで欲しいと頼む。
男性責任者が来る。私「成田→フエ」と荷物を
運ぶという預かり証だが、実際は、成田→ ホーチミン市
でしょう?。 ホーチミン国際空港で荷物を一度取り、再度、
国内線のチェックインカウンターに行き、航空券をもらい、
その際、荷物を預け、「荷物預かり証」をもらのが、実際でしょう?
以前、 ホーチミン空港で「貴方の荷物預かり証は
成田→ ホーチミン市→フエ」となっているので、
ホーチミン空港で荷物を預かる場合は、新しい荷物を
追加したことになるので「荷物預かり超過料金が必要」
と言われたことがある、と話す。

「ベトナム航空は、なぜ、実際にフエまで運ばないのに
成田→フエ」の荷物預かり証をだすのか?理由を説明
して欲しいと「お伺い」する。
担当責任者は回答できない。「ベトナム航空の決まりです」
という答えだけ。

私「ベトナム航空がどんな決まりを作ろうが自由だが、
実際にフエまで荷物を運ばないのに、フエまで運びます
という荷物預かり証は嘘でしょう?」
「嘘だということを認めるように・・・・」

結局、私の「荷物預かり証は成田→ ホーチミンとなった。
馬鹿馬鹿しい航空会社である。世界の常識にほとんど到達
していない会社なのは事実だ。日本人従業員から疑義が
でないのも不思議だ。
普通なら「成田→ ホーチミン市→フエ」とベトナム航空の
飛行機に乗るのなら、タグ通り「成田→ ホーチミン→フエ」まで
荷物を運ぶのが本当なのだ。
しかし、実際の荷物運搬は、成田→ホーチミンまで。
ホーチミン空港で一度荷物をもらい、再度、ホーチミン空港
国内線で再度チェックインし荷物を預けているのが実態だ。

などと言っている間に搭乗時刻が近づく。

午前9時半、離陸。

機内で「独裁入門」(香山リカ著 集英社新書)読了
香山リカは精神科医。特定の思想を持っている訳では
ないのだが、真っ当な事を言うと「左翼」と言われ、
ツイッターでは相当の誹謗中傷があるとのこと。
私は香山ミカの本を結構読んでいるが、普通の
良心的な精神科医。こうした人が、「左翼」と攻撃される
日本社会は異常だ。

何故、今の日本は、大阪の橋下などに国民が注目する
のかを心理学者の立場から分析。

ツイッターという150字で物事を説明する時代。
短絡的で過激な言葉が横行する。

読んでいて面白かったのは、橋下市長と小泉首相を
比較し、小泉は「オペラ」が大好き人間。一応、多少でも
「文化」の匂いがあった。しかし、橋下は、徹底して
「効率」と「利益」。文楽協会、日本が誇る「マンガの殿堂」
への支援などを断ち切る。橋下は、徹底して文化も教育も
自分の服従下に置く。


ーーーー
機中で「反ポピュリズム論」(渡辺恒雄著:新潮新書)読了
渡辺常雄は、ご存知の読売会長。「通称;ナベツネ」
東大時代は日本共産党員だった。

香山リカと渡辺恒雄の本を読むと、今の日本が徐々に
ファシズム・独裁に向かいつつあることが分かる。
その原動力は一般国民。

ナベツネ(渡辺恒雄 読売グループの会長)は嫌いだが、
本書を読むと「学ぶべき」ことが多々あった。
特にマスコミが世論を作り上げ、ファシズムに進行する
役割りを果たすと「言っている。

ナベツネは、映像よりも国民は文字文化をもっとしっかりと
読むべきだと言っている。映像は、物事の本質を正しく
反映していない。文字文化は字数をかけて、物事の
本質を明らかにすることができる、と言っているが、
新聞社社の会長が、政治の自民・民主の「大連立」を
画策するのは、」いかがなものか?

それでも「ナベツネ本」と「香山リカ」本は一読の価値の
あるものと思う。


午後2時半(ベトナム時間) ホーチミン空港へ到着。
気温32度。暑い。

ホーチミン空港国内線へ。今回は荷物預かり証の
トラブルもなく、 ホーチミン空港国内線へ。
バオミンさんと電話で話す。
ホーチミン市は気温32度。暑い
.

約4時間半、 ホーチミン空港国内線で待機。

午後7時20分、 ホーチミン空港発。
午後9時、フエ空港着。21度。寒い。

午後9時半、宿舎へ到着。
今年は例年よりも宿舎が「かび臭く」ない。
それでもかび臭いが。

午後9時半から最後の『酒宴』。

Uさんから頂いた「塩麹」の野菜をおつまみに
『国香』を飲む。個人的にはこのお酒が一番
好きだ。

「ばばあの辛みそ」をつまみにするが、かなり辛い。

原田三重子提案「ニンニク焼き味噌」は美味しい。

午後11時まで「個人酒宴」は続く。

火炎樹日記を書きながら、午後11時半まで。

投稿者 koyama : 2012年11月01日 18:31

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