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2012年09月18日

国家戦略担当大臣より感謝状

晴れ・時々雨。蒸し暑い


午前中から午後2時までメール受信・送信。

午後3時、自宅を出て、内幸町へ。日比谷公園前の
「フォーリン・プレスセンター」へ。

午後4時、国家戦略室・国家戦略担当大臣古川正久氏
より「世界で活躍し、日本を発信する日本人」への
感謝状の授賞式。

今日は、31人が出席。

受賞者は以下のような人たち。


オーストラリア在住のデザイナー、ボリビアのフォルクローレ
の音楽家、ブラジル在住、現代造形作家、中国在住の
俳優、カイロ国立オペラバレー団ファーストソリスト、
一橋大教授(アラブ研究)、東大教授(アラブ研究)、
NZ在住のワイン醸造家(JALファーストクラス採用)
ロシアボリショイバレー団元ソリスト、ロシア国立交響団などの
指揮者、スペインとの交流(彫刻家)、台湾で有名な女優、
マサチューセッツ工科大学メディアラボ教授・副所長、
ソフトウエア技術者でプログラミング言語「RUBY」を開発、
東大カブリ数物連携宇宙機構長、アメリカ在住、ジョンポプ
キンス大学統合失調症疾患センター長、アメリカ在住の
ジャズ音楽家、石川遼(プロゴルファー)、澤穂希(女子サッカー)
富永愛(モデル・国連世界食糧計計画フィシャルサポーター)
・・・・・・。


国家戦略室のスタッフの司会で始まる。
司会の説明。
「今日の感謝状贈呈式は全て英語で行う」
との説明あり。

はじめに古川正久国家戦略担当大臣の挨拶。


「政府は先般、『日本再生戦略』を策定、魅力的で活力に
溢れる国家として再生するための各種施策をまとめた。
世界における日本のプレゼンスの強化、を果たすべく
日本の強みy魅力を発信と日本的な価値への国際的な
理解の促進、を重点施策の一つとして掲げ・・・・・
日本の強みと魅力、日本的な価値を積極的に対外に
発信していくことにしています。
・・・・・・これからは「モノ」ではなく「ヒト」であり、日本人の
生き方、立ち振る舞いだと思います。だからこそ、私は
皆様のように、世界の様々な国・地域で各々の活動を
されながら、直接・間接に日本の素晴らしさや日本人の
人となりを発信し、現地における日本理解の増進に貢献して
おられる方々が非常に重要だと考えます。・・・・・・

その後、31人の受賞者一人一人に感謝状の贈呈式
が行われた。





船橋審査委員長の挨拶



全員で記念撮影



モデルの富永愛さんと古川大臣



日本のテレビ局の取材を受ける富永さん


午後5時、感謝状贈呈式は終了。


今回の贈呈式の趣旨は趣旨としてあるが、感謝状贈呈式は
いかにも急ごしらえの式典だったと言わざるを得ない。

一番、奇異に感じたのは、感謝状が英文だったということだ。
日本政府が日本人にくれる感謝状が英文というのは、
どういう考えから出てきたのか? 日頃「愛国心」などと
口にする人たちが、日本政府が日本人に出す感謝状が
英文というのは、頂けない。明治維新直後ではあるまいし・・・。

「フォーリンプレスセンター」には、70人ほどの人々が参集。

海外プレスは欧米系1人のみ。アジア系のプレスが来たか
どうかはわからないが・・・。
基本的に海外メディアは1名しかいない会場で、英語だけで
の挨拶などが行われる陳腐な式典に失笑してしまった。

昨今の民主党の仕事ぶりを彷彿させる。
今回の感謝状贈呈式は、海外メディアに取材させることを
主目的にしていた。そのため会場が「フォーリン・プレスセンター」
だった訳である。
しかし、海外メディアに事前にしっかりした「根回し」「準備」を
していなかった節がある。たった1人の欧米系メディアしか
来ていない中で「英語だけの贈呈式」が行われるという
事態は、客観的に見れば「漫画」ともいえる。

気持ちが先行し、準備・行動が」伴わない、民主党の
弱点が、今回の感謝状贈呈式にも出ていたものと
思われる。

1時間ほどの式典が終了する。

そこで一句。

「倒産の専務にもらう 感謝状」 詠み人痴乱頭

「感謝状 より お金が欲しい 授賞式」
                  「子どもの家」の子どもたち


投稿者 koyama : 2012年09月18日 06:40

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