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2012年07月14日
故木村百合子さんのお母さんと懇談
自死した故木村百合子さんのお母さんと東京で裁判について
協議。
2004年4月に新規採用された木村百合子さん。
静岡県磐田市立東部小教諭として。
新規採用以降、校長・教頭・研修主任などからの
度重なる「パワハラまがい」の仕打ち、指導困難な
こどもたちを抱え苦闘した上の自死だった。
木村百合子さんは、静岡大学教育学部学生の頃、
授業で私のフエのでストリートチルドレン支援活動を
学習し、JASS静岡の会に入り、ストリートチルドレン
支援活動を行って来ました。フエの「子どもの家」にも
何度か来て、こどもたちのお世話などもしていました。
とても心のある有能な人物だった。
2004年4月に待望の教職につき、9月に自死した
木村百合子さん。なぜ、あれだけ教師になることを
希望していた木村百合子さんが自死したのか?
9月に自死した後、御両親は、教育という「公務」
に就いていることによる死であるとの裁判を
起こした。地方公務員災害補償基金側は、
「木村百合子さん自身が持っていた気質が自死の
原因」と主張。
木村百合子さんの御両親は、「学校側のクラス担任配置、
指導困難なこどもたちの担任にしたこと、何度も苦しみを
校長・教頭などに訴えたが、管理職は、木村百合子さんの
悲痛な訴えに耳をかさず、却って度重なる暴言・侮辱の
言葉を木村百合子さんに浴びせたこと」が自死の原因と
主張。
静岡地裁は、木村百合子さん側の主張を認め、
「公務災害」と認定。しかし、地方公務員災害補償基金側
東京高裁に控訴。
2012年5月10日、東京高裁に移された裁判の初公判が
行われた。
裁判長は、5月10日の1度の公判で結審。7月19日に
判決を言い渡すことで閉廷。
通常、高裁で実質審議をしないままで結審した場合は
一審の判決が覆ることはないとのこと。
何とか、木村百合子さんの無念な気持ちを晴らすためにも
二審勝利を期待したい。
投稿者 koyama : 2012年07月14日 09:35