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2011年12月29日
2012年1月から2月の取り組みの準備
午前中雲り、午後「少し」太陽が出た。1ヶ月ぶりくらいか?
午前7時、朝食。「小豆」のおかゆと小魚の甘辛煮
温隠元豆
2012年1月・2月の諸行動・諸計画を考え、問題点などを
掘り出す。全体のシュミレーションを行う。
ピースインツアーから電話。いくつかの件について、打ち合わせ。
ホーチミン市の某観光会社から電話。
午前11時半昼食。チャオバインカイン
午後1時間半ほど昼寝。
太陽と青空が「チラッ」と見える。空気が暖かくなる。
上着を1枚脱ぐ。
午後3時、ベトナム事務所へ。
バオミンさんと1月2月の諸計画・諸行動について
長時間打ち合わせをする。
午後5時過ぎまで1年間の総括的な反省と2012年の
新しい課題について突っ込んだ話し合いをする。
海外ボランティアは常に「長期戦略」についての討論が
必要。この種の仕事は、「今、目の前」の課題が多いので
常に目の前の仕事に力が取られてしまう。
私たちは、常に足元の当面の課題と5年・10年・20年先の
展望と見通しにつての討論をしておく必要がある。
常に大局を見ながら、足元の課題に挑んでいく姿勢が
必要である。海外ボランティアの活動家は、「複眼」活動家、
足元と未来を見る目を持っていなければならない、ように思う。
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時事通信
交通警官の全所持金370円? =汚職対策で珍規則―ベトナム
時事通信 12月29日(木)14時39分配信
【ハノイ時事】ベトナム南部のホーチミン市で「交通警察官は10万ドン(約370円)以上所持してはならない」という規則が試験導入された。賄賂防止が目的。北部の首都ハノイでも実施方針が決まり、「非現実的」「人権侵害ではないか」との声が出ている。
ベトナムの警察官は悪評が高く、交通違反者に「袖の下」を要求することが珍しくない。特にテト(旧正月)前は書き入れ時とされる。「10万ドンルール」は窮余の策だが、「所持金をどうチェックするのか」「お昼も食べられない」と導入を疑問視する見方も。これに対しハノイ警察幹部のルー・クアン・ホイ氏は、電子新聞VNエクスプレスに「交通警官の評判が悪過ぎる」と述べ、実施を貫く構えを見せた。
上記のニュースは三つの意味がある。
①ベトナム社会会主義社会の腐敗の現状
警察官が権力を使い、庶民からお金をせしめる
水戸黄門の「悪代官」のような存在であること
②こうした交通警官が常に庶民をいじめ「賄賂」を
要求するのは、その賃金水準が低いからである。
賄賂をもらわなければ、生活出来ない。
ベトナムの警官が賄賂を取るのは、大豪邸を建てて
贅沢な生活をするのではないのだ。
つつましい日常生活をしたいだけなのだ。
交通警察を「締め上げて」も意味はない。
その根源である一部の幹部の豪勢で贅沢な「王様」の
ような生活にこそ「メス」を入れるべきなのである。
③こうした客観的な交通警察の置かれている状況、賄賂要求の
現状のよって出る要因は、政府・共産党の賃金政策にある。
自分たち幹部はのうのうと豪勢な生活をし、こどもたちを
海外に留学させ、交通警察官には低賃金を押し付けている
所に真の原因がある。
私もバオミンさんと一緒にオートバイに乗っていて、何度か
この種の「賄賂」を要求されてことがる。一度は、センターラインを
超えたとの言いがかりをつけられ、賄賂を取られた。
10数年前のホーチミン市での出来事である。
この記事は今のベトナム社会を象徴しているようである。
ドイモイによる生活・賃金格差の増大。
一部の特権階級の贅沢な生活と庶民の窮乏。
時事通信の記者はベトナム社会についての現状認識がないのか?
認識することが怖いのか? なにも論評なしの報道となっているが・・・。
投稿者 koyama : 2011年12月29日 19:28