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2011年11月08日

北垣さんと懇談:亡母の墓参り

快晴  寒い

午前10時半、池袋で太平観光会長の北垣さんと懇談。

北垣さんは、毎年200万円の年金全額をフエの
学生に奨学金として贈呈している。フエ医科大学だけでも
100人。
この10数年間で2000数百万円の奨学金を贈呈したことになる。
北垣さんとは1994年2月にお会いしてからお付き合いをさせてもらって
いる。17年の長いお付き合いである。


午後12時過ぎ、北垣さんと分かれ、東上線で1時間。森林公園へ。
今年の8月5日に亡くなった母99歳にベトナム「帰国」の挨拶へ。

花と父親の好きだった「キリンビール」。母親と弟の好きだった
「甘味」としてチョコレートを供物として捧げる。
兄は2歳で亡くなっている。私もあったことがないので・・・・。
現在生きていれば、68歳。多分、「飲んべい」であろう。
キリンビールは、父と兄。

1ヵ月程前に行った「49日」「納骨式」の際、飾った生花が
生き生きとしていたが、生花を新しい花に換え、お線香を
あげる。浄土真宗は、お線香は「横に寝かせて」あげるようだ。


先日の49日法要・納骨式の際には、忙しくてきちんと確認
できなかった墓誌を確認。
母親の法名「釈尼淳和」の次には、「小山道夫」と記される
予定。私は個人的に仏式等一切の宗教的な儀式や行事は排除
しているので戒名はない。


森林公園公園駅から1時間、池袋→巣鴨。巣鴨の駅で何冊かの
本を買う。

車中で読書「井上ひさしの日本語相談」(井上ひさし著:新潮社)読了

日本語の歴史と日常使っている日本語についての疑問を学問的、
笑学的に解明。
例えば、住所にある「町」を「ちょう」と読んだり、「まち」と読んでいるが、
何らかの法則はあるのか?との読者の質問への回答。

解答は「法則はない」が、北海道では「ちょう」。156町があるが
森町(もりまち)を除き155町は「ちょう」。

秋田・山形・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・神奈川・新潟
富山・石川県は全て「まち」で「ちょう」とは呼ばない。
東京も7つ町があるが、「ちょう」。

岐阜・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山
鳥取・岡山・山口・徳島・香川・愛媛は全て「ちょう」派。

九州は宮崎・鹿児島・佐賀・長崎は「ちょう」派。
福岡・熊本・大分は「まち」派。沖縄は完全「ちょう」派。

以上の「ちょう」派、「まち」派は、行政区画上の「町」の
読み方。一般の「町」の読み方は入り乱れて法則性なし、
などと解説。


夜、明日のフエ「帰国」のための成田前泊の荷物整理。

読書「橋本主義(ハシズム)を許すな」(ビジネス社)
内田樹(うちだ たつる)、山口二郎、香山リカ、
薬師院仁志などの著書。2011年11月15日発行

橋下徹大阪市長候補率いる「大阪維新の会」の
ハシズム(ファシズム)の実態を暴露し批判する。
いわく
「大阪府庁では自殺者・うつ病患者続出。権限を集中させて
、この男はどこへ向かうのか」
「今、大阪のまちを奇怪な妖怪がのし歩いている。
その妖怪とは、橋下徹率いる大阪維新の会。
名付けて橋下主義(ハシズム)。閉塞した社会を生きる市民の
やり場のない不平・不満をエネルギーに仮想敵を作り上げて
大衆を煽る。このハシズムを大阪で許すと、
全国に広がり、日本の民主主義は崩壊の危機に瀕する。
そんな危機感を抱いた論客たちがハシズム斬りに立ち上がる」
と偉く勢いの良い表紙の文字が躍る。
ハシズム=ファシズムの文字も。

11月27日の投票結果が今後の国政の方向を占う選挙で
もある。個人的には、批判もたくさん持っているが
平松・現市長(自民・民主推薦)の当選を願っている。
大阪でハシストの橋下氏への市民の厳しい審判が
下されることを願う。


投稿者 koyama : 2011年11月08日 09:20

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