« 各種スタディーツアー日程・多量のメール受信 | メイン | ベトナム事務所員会議 »

2011年07月15日

ある団体へ送信するメールの検討:税田さん帰国飛行機遅れる

快晴  非常に蒸し暑い。

終日、体がだるく体調悪し。ハンさん、アンさん、土井先生も
体調が悪い。

午前7時朝食。精進ブン麺
今日はベトナムの全土で旧暦の「精進料理」を食べる日。


午前中、ある団体へ送信する長文の文書を精査し、ベトナム事務所員
の回覧にまわし、ベトナム事務所としての態度を添えて、ある団体へ
メールを送信する準備をした。

午前11時半昼食。チャオ・バイン・カイン(小麦粉の手打ちうどん)


体調が悪い。体がだるい。

昼寝をかねて午後は休んでいた。

メール多数受信。必要な返信。

午後4時、ハノイ大使館へ電話。
ベトナム事務所の担当者がハノイ在住の新聞社・テレビ局などへ
「バンベー」を送りたいので、大使館にハノイ在住の新聞社・
テレビ局の連絡先を教えて欲しいと申し込んであった。
この2週間、真っ当な返事がない。JASSは、バンベー39号を
ハノイ在住の日本の マスコミに送り、フエでの活動を知ってもらおうと
いう意図だった。特にバンベー39号には、JASSベトナム事務所で
4回にわたり「東日本大震災」支援活動を行った。フエ市人民委員会
とJASSとの共催で行った支援集会では、120万円の寄金が集った。
フエ市人民委員会はハノイの大使館に送っている。
こうしたフエでのJASSの取り組みなどをハノイ在住の日本の
マスコミに知って欲しいとの気持ちである。しかし、ハノイの日本
大使館は、真っ当な返事をしないまま2週間も放置していた。
失礼極まりない日本大使館の態度である。

私はハノイ大使館のマスコミ担当(広報班)に電話をした。
担当の2等書記官の日本人がでた。何故、2週間もの
間、JASSからの要望(ハノイ在住マスコミの連絡先を教えて
欲しい)について、放置しているのか?と問い合わせる。
担当二等書記官の答えは「ハノイのマスコミの連絡先は
個人情報だ。マスコミに問いあわせをしてJASSに連絡先を
教えて良いかどうかを聞いているところだ」とのこと。
私は担当者に「テレビ・新聞社は公式に連絡先を公示している。
誰でも知る権利がある。テレビ・新聞社の連絡先は個人情報で
はない。5年ほど前、ハノイの日本大使館に同様のお願いを
した際、大使館の広報班は、朝日、NHK、共同通信、赤旗
などの連絡先を教えてくれた。
私は担当の二等書記官に「5年前は教えてくれたが、今回は
教えないのは、どんな理由だ」と再質問。担当者は答えられない。
そもそもテレビ・新聞は「社会の公器」。国民の知る権利を
具体的に保障し実現するためにテレビや新聞などは、報道の自由を
主張することができるのだ。テレビ・新聞に報道の自由があるのは、
日本国憲法の基本的な精神である「国民主権」を具体化するもの、
マスコミの報道の自由である。報道の自由があるマスコミは、
会社の連絡先を「秘匿する」義務はない。基本的に公開する義務が
ある。国民がテレビや新聞社へ抗議や連絡をする権利を持っている。
どの新聞社もテレビ局も必ず連絡先を公示している。

私は以上の主張をしたが、ハノイ日本大使館の広報の担当者は
個人情報なので新聞社・テレビ局に「JASSへ連絡先を教えてよいか
という許可が取れないと教えられない」との態度である。
馬鹿馬鹿しい話だ。外務省や大使館は世間の常識が通らない
連中の巣窟のようにおもえた。国民の多額の税金をもらって
ハノイの大使館で仕事江をしているのだ。主人公の国民に
奉仕する公僕であるという意識が全くない、威張ったお役人根性
丸出しの人間である。二等書記官にこれ以上話をしても
知識がない人間であると思い、「広報班の責任者を出すように」と
言う。Tさんとういう広報班の責任者に上記の話をし、テレビ局・新聞社
の連絡先を教えるように依頼する。
私は広報班の責任者に「貴方は広報班の責任者だが、広報班の
任務は何か?」と聞く。「大使館やベトナムで活動している日本人
の活動紹介などがまずもって主な任務でしょう?。フエで活動して
いるNGOの会報をテレビ新聞社などに紹介するのは、本来
大使館の広報の役目である。私たちがその役目を代行して
自分たちでベトナムで活動している日本人の活動を広報しようと
しているのだから、あなたたちは、協力して仕事をする義務は
あっても邪魔をする権利はないはず」と詰問する。

さすがは、広報班の責任者「私たちが間違っていました。
謝罪します」とのこと。私はハノイ在住のテレビ局と新聞社の
連絡先を教えてもらえばよいので、それ以上の話をやめ、
連絡先を明日にでもメールで教えてもらうことにした。
同時に納税者であり主権者の国民に嘘をつき、自らの
任務を放棄したことを謝罪文にしてJASS事務所に送るよう
話し、責任者は同意した。

本当にハノイの大使館の広報は、親方日の丸である。
誰のお金で生きているのかを忘れている。
国民に奉仕する役割が大使館の仕事である。外交も
最終的には国民に奉仕するものである。
こうした大使館・外務省の任務を忘れ、自分が国民より
「偉い」と勘違いしてるハノイの大使館員がいることは、残念で
ある。もちろん全員がそうだと言っているわけではないが。
上記の出来事は、事実である。もし、ハノイの大使館員が
このメールを読んで異議があるのなら、名誉毀損でも何でも
良いから裁判でも何でも持ち込んで欲しい。事実は事実である。

そんな電話のやり取りをしている間に税田さんのフエ →
ホーチミン市行きの飛行機が午後5時から午後9時半に
遅延したとのこと。
税田さんから電話があり、一度、フエ市内に戻るとのこと。
日本料理店で合流し、一緒に夕食を摂ることにする。

午後7時半、税田さんは再度フエ空港へ行く。無事な帰国を
祈る。


今日は次から次へ来客あり。午後10時近くまで続く。
結局、本日のお客さんは31人。本当に忙しかった。
昨日は27人。


午後10時過ぎ、徒歩で宿舎へ。

非常に疲れた。

投稿者 koyama : 2011年07月15日 00:03

コメント