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2011年06月29日
ベトナム人家族と懇親夕食会
快晴 午後一時にわか雨。
午前7時朝食。フォー。
午前中、メールの受信(15通)、送信。
読書「自民党戦国史 上」(伊藤昌哉著:筑摩書房)
読んでいくうちに面白くなり、今日はほぼ1日読書。
伊藤昌哉氏は、新聞記者を経て、池田首相の首席秘書官、
池田首相死後、大平正芳の側近として活躍。
私は日本に居る頃(18年以上前 198年代)には
政治評論家としてマスコミに登場していた。
私が中学から高校・大学・社会人になる頃の自民党内での
派閥の暗闘の内情がリアルに書かれている。
1960年安保で岸内閣がつぶれ、『所得倍増』の池田内閣へ。
池田の死後、8年間も佐藤栄作内閣が続く。この辺までは、
大学を終わり、教員になった頃まで。
佐藤の長期政権の後、田中・大平・三木、福田の権力闘争
が続く。
自民党の主流派閥である「宏池会」に関係し、大平の相談役的
な存在として活躍した伊藤氏の回想録。
佐藤長期政権が終焉し、その後の首相は誰になるのか?
田中角栄の「恥も外聞」も投げ捨てて権力獲りの実態が書かれ
ている。大平は権力奪取への「エネルギー」が田中角栄よりも
少なく、淡白だったようだ。
この中で二つ気づいたことがあった。当時(今は知らないが)の
新聞記者は、各派閥のスパイであり、事務局員の仕事もしていた
ことは分かる。NHKの島(元会長)などは、宏池会の権力奪取
の相談にも参加。他者の政治部記者もある派閥の使者として
他派閥に伝言役でいくなど、マスコミが政治と結合していた。
伊藤氏は、金光教に執心し、金光教の取次の人からの
助言で政治を考え、大平正芳に助言などをしていた。
昼食 チャオ・バイン・カイン(小麦粉の手打ちうどん)
1時間ほど昼寝。
午前中は室内気温32度、湿度80%だった。
午後、にわか雨があり、涼しい風が通る。
読書「自民党戦国史 上」(伊藤昌哉著:筑摩書房)
バオミンさんと電話いくつか打ち合わせ。
午後5時、徒歩、ベトナム事務所へ。
午後5時半から午後9時半までベトナム人家族と
夕食会。
投稿者 koyama : 2011年06月29日 18:19