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2011年03月25日
静岡大学入試関係者来訪
終日雨。非常に寒い。
3月22日フエ市人民委員会と共催で行った「東日本大地震
支援集会」の模様が、日本のNHK-BSでも放映された。
日本の皆さんに遠くベトナムからもベトナム人も現地にいる
日本人も心配し、心を一つに応援したいととの気持ちが少し
伝わったのでないかと思っている。
この支援集会の模様はベトナム全土で2回放映され、日本でも
放映されたので、私たちがフエ市人民委員会と共催で
行った集会が少しは成功したのではと思い、更に
第3弾の取り組みをしようと思っている。
風邪を引く。昨日からの酷い下痢も風邪が原因の
ようだ。発熱あり。倦怠感、食欲なし。最悪の状態。
午前5時半起床。
午前6時半過ぎバオミンさん・原田先生が近くに車で
来る。
3人でフエ空港へ。午前7時20分着の飛行機で
静岡大学入試関係者5人が到着。出迎え。
車で市内フォンザンホテルへ。
静大の皆さんが部屋で準備をしている間に
小さなフランスパンを食べる。
ブライセンベトナム支社員に月給を渡す。
静大の皆さんがベトナム事務所(静大フエ連絡事務所)へ。
ベトナム事務所と挨拶。自己紹介。
静大側の自己紹介
その後、静大M先生を中心に明日から行われる入試
の準備・入試当日等の打ち合わせ。
ベトナム事務所側(静大フエ連絡事務所)の打ち合わせ参加者
打ち合わせ終了後、雨の中、入試会場の静岡・フエ青年交流会館
へ。
明日からの入試関連の「案内掲示」貼り付け、受験生の机の
配置換え、面接記録用のビデオの試用点検・・・・・・。
午前11時、終了。
静大の皆さんと原田先生・フーン先生は、昼食・引き続き
スーパーなどに買い物。
私とバオミンさんは「子どもの家」へ。セン運営委員長と
いくつかの重要問題について協議。
午後12時。「子どもの家」から帰る。
バオミンさんと一緒に昔のベトナム事務所だったところが
「パン屋」になっているので、そのパン屋へ行き昼食用の
菓子パン2個買う。
宿舎に帰る。
検温。7度5分。
その後、下痢が数十分おきに続く。
夕食は食べずに午後から横になり寝る。
午後10時、ACCLの渡辺和代さんから電話。
里親会費等の件について。
ベトナム茶を飲む。
風邪のため「声がでなく」なる。
明日、地球の歩き方5班の講演会がある。
90分ほどの話をするが、声が出るか不安である。
ーーーーー
昨日、福島原発で作業員の方3人が被爆した。
どのマスコミも「作業員」といい、東京電力社員
とは言わない。「協力会社」などと訳の分からない
解説をしているマスコミもある。
以前原発関連の本を読んだが、東電など原発会社は
実際の作業は下請け・孫請け・ひ孫請けの会社に
やらせていると書いてあった。
今回、マスコミ報道の範囲だが、3人のうち2人は
短靴、1人は長靴をはいていたという。
これは、急遽、寄せ集められた「下請け・孫請け会社」
の社員などであると推測される。下請けの会社が
違うので服装も履物も違ったと思われる。
通常の1万倍の放射能に汚染された15センチの水の
中に40分も入っていた「下請け・孫請け」会社の社員は
きちんとした放射能マニアルなどの教育は受けていなかった
ものと思われる。
東電の無責任・親方日の丸体質の現れと私は思っている。
マスコミも関係者も「この事実は知っていながら」言わずに
ものごをを進めている。「日本は一つ」「全員一致で・・」などの
スローガンに惑わされ、一番大事なジャーナリズムの精神を
大震災という災難を目にして失ったかに見えるマスコミである。
「勇敢に原子炉を冷やす日本人の勇気に感動」という
海外マスコミの言っていることは事実であるが、一方で
原子炉の隣りにある地下に入るのに「短靴」で入り、
放射能検知機がなっているのに作業を続けた3人が
何故、そうした「行動」を取ったのかをこそマスコミは
調べるべきである。今までの東電など原発の事故が
起こるたびに、下請け会社の社員が、「素手で放射性物質」
を持って運ばされりという、常識で考えられないことを
親会社の東電などはしていた「前科」があるのだ。
東電の記者会見に出る白髪頭の役員と思われる方の
記者発表は今回の事件・事故が、他人事のような感じの
記者会見のように思える。
政府の保安院の方の記者発表、昨日の菅首相の記者会見
の際のマスコミの無力な質問を見ているとジャーナリズムの
精神(権力への批判)を喪失したかに見えた。
東電の社長は私の知っている限りではあるが、一度も
国民の前に出てきて記者会見をし、謝罪をしていない。
バブル崩壊の頃、倒産した山一證券の社長さんと比べてみて
しまう。人間性の欠如なのかどうかは分からないが・・・。
ここまで書いたら、また「下痢症状」発現。これ以上は書けない。
投稿者 koyama : 2011年03月25日 22:41