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2011年03月14日

フエ市長懇談:フーバイ工業団地視察;王宮見学

快晴  気温32度  湿度50%

疲れで朝起きられない。

午前6時起床。午前7時朝食。フォー。


午前8時宿舎を出てフォンザンホテルへ。
日本の社長さんたちとフエ市人民委員会へ。

ヴィン・フエ市長と懇談。



30分ほどフエ市長と懇談した後、フエ空港付近の
フーバイ工業団地へ。


工業団地内の浄水場を視察



午前11時半、フエ市内へ。昼食。ブンボーフエで有名なお店
「ブンボーフエ」へ。

その後、ハノイへ行くまでに若干時間があったので
天安山中腹の「中国茶専門店」へ行き、鉄観音茶を
堪能する。

午後1時半、王宮参観。
皇族の子孫であるバオミンさん自らの案内で王宮を
参観する。


午後3時半、フエ空港へ。午後4時過ぎの飛行機でハノイへ。
無事、ハノイへ到着することを祈る。


バオミンさんとフエ市内へ戻る。
私は3月1日からの連続活動で体力消耗。宿舎で休息。


福島原発は東電や政府の発表の域を超えて、
第2回目の水素爆発にいたる。
危機的な状況である。枝野官房長官や御用学者などが
「安全」などと言っている間に庶民は危機的な状況の
中に放置されている。テレビに出ている「原子力専門家」
なる人たちは、福島原発そのものの詳細は知らない。
常に一般論。同時にほとんどが政府の各種委員会の委員などを
歴任した人々。真っ当な解説はしていない。

宮城県の女川原発の放射能感知器の濃度があがっている。
福島原発の放射能漏れが宮城県の女川原発に届いたものと
思われる。福島から100キロにある女川原発である。
20キロ圏からの退避がいかにまやかしかがわかる。
政府とマスコミ、東電のグルになった国民騙しである。

テレビに出ている原発専門家が全て「過小評価」発言をしている
中で、客観的な事実は極深刻な事態になっている。

福島原発2号機の燃料棒が全て露出するに至った。
メルトダウン現象(溶解)に至る可能性が大である。
東電の発表は信用出来ない。何百万人もの命に関係
している東電の「無能な措置」はどれだけの人命に
影響を与えるかを考えると戦慄を感ずる。
東電に電気も原発も任せられない。

菅内閣は東電の言うがままに行動している。
「政治主導」はどこへいったのか?


自民党や野党が政府に対して「休戦」を宣言している。
現在の日本は、大地震という「緊急事態」を前にして
政府や東電などを批判する勢力がいない異常事態である。
アジア・太平洋戦争中に「挙国一致内閣」ができたが、
大政翼賛会と同じ事態が、「大地震」という名の下に
今、日本に出現している。

政府の対応の不備、東電の無責任体質などを政治として
きちんと批判すべき任務が政党にはある。

与野党一致して地震に対応しよう、とのスローガンの下に
批判が抑圧され、政府・政党・マスコミが合体しての
体制翼賛報道が蔓延している。
政府・政党・マスコミが一致して情報を流されたら国民は
追随するしかない。

今こそ、野党は東電や政府の無策・手当ての遅れなどに
対案を対置し、批判をすることが必要である。

大地震があったときには、全員一意で協力し
救済活動を・・・・との言葉は聴きやすく聞こえるが、
こうした時こそ、間違いや不備にたいしてきちんと批判する勢力が
必要である。日本は今、戦時中のような翼賛体制が
政府とマスコミ、政党によって作られている様に思える。


菅直人首相は原発の被災について、「想定外」の津波だったから
と発言した。今まで政府や原子力関係者は、地震国である
日本であっても「万全の体制」をとっているから安心と豪語していた
のだ。
菅首相の発言は、首相として何ら責任を感じていない無責任
極まりない態度である。
菅首相発言を批判しているのは、政党では共産党だけである。

午後9時5分(日本時間)に枝野官房長官が記者会見。
福島原発は「安定した方向へ行っている」との発表。
嘘八百。この男の言うことは信用出来ない。
客観的に見れば1号機・2号機・3号機とメルトダウン方向へ
行っていることを国民に知らせるべきである。
枝野・東電は大事な情報を国民に隠している可能性大。
相当量の放射性物質が放出されている可能性が大である。
燃料棒の露出は重大事態なのだ。

政府・「専門家」・マスコミは20キロ圏を危険地域としているが
既に宮城の女川原発まで放射性物質が到達している可能性大。
福島県や近隣諸県の市民への重大な人体実験を行うという
のだろうか?

投稿者 koyama : 2011年03月14日 18:22

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