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2011年03月12日
古竹先生離任・激励会
快晴
午前6時起床。体がだるい。
午前7時朝食。ブンボー。
パソコンで日本のテレビを見る。地震の状況・原子力発電所の
状況などの現況を知る。
午前8時、ベトナム事務所へ。
バオミンさん・フーン先生・原田先生と3月24日から28日まで
フエの静岡・フエ青年交流会館で行われる「静岡大学工学部」
入学試験の打ち合わせを行う。
午前9時、ベトナム事務所員会議
当面の訪問者応対の打ち合わせ
午前11時。フォン河にある船上レストランで古竹先生の
離任・激例会を行う。
1年間、日本語学校の先生、ベトナム事務所員、日本料理店
の手伝いなど、JASSベトナム事務所のために献身尽くして
くれた古竹先生に感謝。
始めにJASS代表の私の「感謝の言葉」。
続いてバオミンさんの「乾杯の音頭」。
古竹先生の離任の挨拶
土井先生より離任の記念品と寄せ書きの贈呈
参加者一人一人から古竹先生にお別れの挨拶。
リー君は事前に挨拶を紙に書いて準備をしていた。
富岡先生と日本料理店のトゥオイさん・ヒエウさんの
別れの歌。
リー君がお別れの歌を歌う
原田先生とベトナム事務所員のアンさんの歌
午後2時閉会。
午後6時30分から菅首相、枝野官房長官の記者会見
を見た。
特に気になったのは、枝野発言である。
福島原発1号機の事故について、種々説明を
して上で、「問題はないが、10キロ圏の退避から20キロ圏への
退避にしたのは万が一にもを考えてのことで、安全性については
全く問題はない」との説明をしていた。
問題がないのなら10キロ圏を20キロ圏に拡大する必要はない。
重要な情報を隠しての発表であることは明白。
何も知らされない市民は被爆し、被害が出てから問題を
感ずることになる。
大本営発表とそれを無批判に発表するマスコミの体質に
うんざりする。
福島原発一号機が本当に問題がないのかは、時間がたてば
明らかになることである。
市民を守るためにマスコミの厳しい追及が必要な時に
権力と一体となっての大本営発表をする日本のマスコミを
信用することは出来ない。最終的には自己防衛をするしかない。
マスコミも、「動揺しないように」と政府に追随している。
しかし、国民は今まで何度政府に騙されたことか?
東海村放射能流出問題、もんじゅの事故・・・・・・。
政府や電力会社の「安全宣言」の裏で、いかにも「杜撰(ずさん)
な取り扱いをしていた」電力会社の事実を指摘しておきたい。
福島原発1号機の事故についての政府や保安院の「安全」
宣言について、信用できない。
国民を壮大な人体実験に使っている東電・政府の姿勢を糾弾
したい。今後、白血病など様々な現象が出て来た時、政府も
東電も逃げの一手である。
水俣病、イタイタイ病、薬害エイズ・・・・、数え上げれば
きりがない。誰が責任を取ったのか?
20キロの退避圏設定自体が「安全に自信がない政府と
東電・マスコミ」無責任グループの姿勢を反映している。
安全なら首相と関係者、テレビで「安全です」などと
解説している東大の専門家、マスコミ関係者自身が
福島原発1号機の2キロ圏以内にいたらどうだろうか?
「安全圏」にいる長男家族を持つ人間として黙っては
いられない。こどもや孫を人体実験に使っている
政府・東電・マスコミを厳しく糾弾する。
日本国民は自らの安全を自らが確保する権利を持っている。
投稿者 koyama : 2011年03月12日 20:48