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2011年02月07日
自宅
終日自宅。
少し寒さが和らぐ。
食欲なし。杉花粉症の症状が出て、目が痛い。鼻水が出る。
体がだるく外出を控える。
午前中、支援者より電話。
バオミンさん・ハンさんとメールでいくつかの打ち合わせ。
フエ市人民員会代表団訪日(2月10日午前6時40分成田着)
の日本滞在日程を改めて検討する。
読書「セカンドバージン」(大石静)読了。
期待外れ。リアリティーにかける。
午後、近くの駅付近のいくつかの施設に行き、ベトナム事務所
へ持ち帰るものを準備する。
数時間おきていると体がだるい。
テレビは、大相撲の八百長問題と名古屋・愛知県の選挙結果
ばかりを報道している。
大相撲の八百長は昔からやっていると誰でも思っていた。
石原都知事が「大相撲なんてそんなものだよ。それを知った上で
楽しんでいたんじゃないの・・・・」と言っているが、私の嫌いな
石原都知事ではあるが、私も石原都知事と同意見である。
どのテレビ局も「大相撲の八百長は重大問題」と
急に正義の味方のような論調になっているが、全てのマスコミの
スポーツ記者・相撲担当記者は、大相撲が八百長で成り立って
いたことを知っていた上で、今までの相撲放送をしてきたはず。
知っていながら「知らないそぶり」をし、今になって急に正義の
味方のようなマスコミやコメンテーターの偽善性を糾弾したい。
相撲が国技などと言われるようになったのは、明治以後。
相撲は興行であり、プロレスと同じもの。
地元のやくざともつながっていた。
国技などと言っても幕内力士の3分の1が外国人。
最近の横綱はほとんど外国人。国技などと言わず、
興行・娯楽に徹しなければ成り立たない時代になってきた。
純然たる相撲スポーツ。
故意の無気力相撲などという変な日本語を使わざるを得ない
相撲協会自体が既に病んいる。
この際、プロレスと同じ興行と位置付けたほうが長持ちする
のではないだろうか?
ーー
愛知知事・名古屋市長選挙。
河村当選市長は「日本の民主主義の勝利」と言っているが
私にはそう思えない。
国政は司法・立法・行政と「三権分立」でチェックする機能を
持っている。
地方自治が市長が気に行った議員だけの市議会を構成してしまうのは
議会進行・決定の速さなどでは「効率的」であるが、結局は
市長の独裁をチェックできない「反民主主義」である。
「二元代表制」は市長と議会の意見が違えば決定も時間が
かかる。そもそも民主主義は「意見の違う所」から出発するものだ。
意見が違うもの同士が時間をかけ、論議をし、結論を出す。
その過程を省略し、即決を求めるのは、戦前の「政友会」「民政党」
の政党政治の腐敗堕落の虚を突いて、軍部の即断即決・強い
リーダシップ論で5・15、2・26事件を引き起こした戦前と似ている。
テレビなどマスコミで顔を売った人間が、「市民税削減・議員歳費半減」
という「耳に甘い」言葉を使う手法も戦前の軍部クーデターと同じ
理論である。
私は愛知知事選・名古屋市長選挙の結果に「ファシズム」の萌芽を
感じている。危ない政治。政治は時間がかかり、もたもたしながら
進んでいくものだ。即断即決、問答無用の多数派形成路線は
危険な路線でもある。
今日で18日間、飲酒が出来ない、というのか飲みたくない。
何が原因で嗜好が変わってしまったのか?
自分でも分からない。
この40年近く、ほとんど毎日飲んでいた。
18日間も飲酒をしないなど初体験。
日本へ帰国し、5回ほ度支援者打ち合わせや懇談会などで
軽くビールを飲んだが、「美味しく」なかった。
いつ、ビールがおいしくなるのか? 不安でならない。
ジンマシンがでて体が痒い。
投稿者 koyama : 2011年02月07日 16:00