« 「子どもの家」の修理箇所点検 | メイン | 内田さん主催「海産物専門店」会食 »

2010年12月20日

「子どもの家」フエさん退所式:内田さんフエ到着

終日曇り。寒いのか暑いのか分からない不思議な気温。

午前6時起床。

午前7時朝食。精進ブン麺
今日は旧暦の11月15日。精進料理を食べる日。

午前8時ハン過ぎベトナム事務所へ。

ベトナム事務所員に12月の給料を渡す。

バオミンさんのオートバイで「子どもの家」へ。
今日は「子どもの家」のフエさん(18歳)の退所式。

フエさんは、5年前に「子どもの家」に入所し、中学を
卒業した後、ミシンの研修をしていた。既に3年半の研修を
終えたので、家で一人で待っている母親と暮らすことに
なった。田舎へ帰り(フエからオートバイで1時間半)
田舎で小さな「洋裁屋」(ミシンで婦人服を作る)を開店する
予定。

セン「子どもの家」運営委員長から退所までの経過説明。

私の方でこれからもお母さんを助けて、二人でしっかりと
生活するよう話す。

フエさんのお礼の挨拶。

母と私の二人の生活、家族の生活が大変だった。
「子どもの家」に入所した。
「子どもの家」で生活が安定し、学校へも行けた。
今は自立し、母親を助けて一緒に生活したい。
里親の林さんにも宜しく伝えて欲しい。


母親は字が読めないためフエさんが退所承諾書を読み上げ、
母親が拇印を押す。

今日、退所し家へ帰るとのこと。

しっかりとミシン洋裁店を経営し、母親と二人で幸せな生活と
人生を送って欲しい。問題が起こったら、「子どもの家」の
センさん、JASS事務所のバオミンさんに連絡するよう
話す。

午前10時半、ベトナム事務所へ戻る。

ブライセンベトナム支社へ。
ボーナスと昇給について社員に話す。

午前11時半、昼食。マカロニスープ

1時間ほど昼寝。体がだるい。

読書「西部戦線異状なし」(レマルク著 秦豊吉訳:新潮文庫)

午後3時、徒歩ベトナム事務所へ。

日本料理店のこどもたちに給料を渡し、生活の問題などを
聞く。この給料で5人の「子どもの家」卒業生は自立した
生活が出きる。働いて生活することこそが、私たちJASSの
目指している海外支援の目標である。

副店長兼厨房主任

接客主任

在庫管理主任

注文記録主任

元店長・接客係り

ソン君のオートバイの後ろに乗り、「子どもの家」へ。

「子どもの家」につける石版付けを確認しに行く。

午後5時半ベトナム事務所。


徒歩、宿舎へ。

読書「西部戦線異状なし」(レマルク著 秦豊吉訳:新潮文庫)
読了。

素晴らしい内容。80年前に書かれた本とは思えないほど
現在に通じる(現在でも繰り返されている)戦争の本質・
実態をリアルに描いている。読んで良かった本である。
人間が戦争と言う人殺しの場面に入ると理性も理屈も
なくなり、動物となるのだ、主人公はその中でも
何とか人間性を保持しようと努力をし自省している姿
は今日を生きている私たちにも通じるものがある。

午後7時半、宿舎をでて日本料理店へ。
午後8時、ソン君と妻メンさん(来年6月出産予定
・おめでとう)が車で迎えに来る。

日本料理店は、この時点で18人の来客。

午後8時40分フエ空港着の飛行機で内田さんが到着の予定。
出迎えに行く。

午後9時、内田さんが飛行場から出てくる。


車でフエ市内へ。みなさん夕食を摂っていないので
大衆食堂(コードー)へ行く。

午後10時半までコードーで夕食。

ビール5本飲む。

夕食後、内田さんの宿泊するバオミン・ホテルへ。

その後、ソン君のオートバイで宿舎へ。

宿舎到着午後11時。

投稿者 koyama : 2010年12月20日 19:23

コメント