« 各種業務 | メイン | 静岡市役所・京都市役所などと連絡 »

2010年12月08日

関連機関と連絡・打ち合わせ:米英開戦69周年反戦を誓う

終日雨。昼ごろ豪雨。

午前6時起床。体がだるい。喉痛。
終日、冷たい風が室内に入ってくる。

午前7時朝食。赤米と豆のおかゆ。

フエのCD屋で買った1枚35円のCDを聴く。
モーツアルト。アイネクライネ・ナハト・ムジークなど
私の知っている「美味しい」部分だけの曲を集めたもの。
仕事をしながら聴くのに丁度良い。

静岡市役所・京都市役所へメール送信。

バオミンさんと電話でいくつかの打ち合わせ。

バオミンさんも体調が悪い。

午前11時半、昼食。春雨麺


1時間ほど昼寝。寒い。毛布と掛け布団をかけて寝る。

読書「カラマーゾフの兄弟4」
(ドストエフスキー著:亀山郁夫訳 光文社) 

第4巻が一番長い。700ページ。延々と長男の父親殺しの
裁判の様子が書かれている。
600ページまで読む。証人の証言、物証の披露などがある。
検察官と弁護士の弁論が延々と続くが、7分の6まで読んでも
誰が父親を殺したのかはわからない。

検察官・弁護士が、恋愛・愛情の憎悪、金銭欲など人間の
欲望について、心理学的な考察を延々と行う。
その中で「ヨーロッパ文明」の間違いなどという言葉も頻繁
に出てくる。こうした親殺しをするのは、ヨーロッパ文明がロシアに
リアリズムとして浸透してきたからだ・・・・。
農奴制をなくしたばかりの帝政ロシアの当時の
知識人の中の意識(ロシア主義)を物語っている。
今日の世界でも同様に意見が出ている。『西欧文明の行き詰まり』。

2011年2月の「現地報告会」前後の日程の調整を行う。

バオミンさんと連絡。打ち合わせ。


多数のメール送受信。

京都市から来た重要なメールが「迷惑メール」500通ほどの
中に紛れ込んでいた。困ったものだ。

午後5時過ぎ、徒歩、日本料理店へ。
原田先生・古竹先生は日本語学校。

今日の来客9人。元TBSテレビカイロ支局長さんなど来店。
話をする。

午後9時閉店。

閉店間際。厨房に「ねずみ」出没。我がリー大先生は
足で踏みつけてねずみを捕獲。虐殺。手で持って
道路に捨てる。その間、一部日本人は、「怖い・・・・」
などと言って椅子の上に乗って「ああしろ・こうしろ」と
指示をするという醜態を晒す。情けない限りである。
次回この種の「ねずみ騒動」が起こった際は、毅然と対処して
欲しいものである。


ーーーーーー
今日は今から69年前の1941年、日本軍国主義・帝国主義が
英領マレー半島・アメリカの真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦争
が始まった。日本はそれ以前に中国での戦争を開始し、満州
傀儡国家を作っている。アジア太平洋戦争が本格的に始まった
日である。

インターネットで読める日本の各誌を読んでみた。
少なくともインターネットで12月8日を書いた新聞は日本共産党
の「赤旗」と東京新聞だけであった。あとの新聞は、インターネット版に
12月8日は一切載っていなかった。

赤旗は、主張でアジア太平洋戦争を糾弾。
東京新聞は、コラムで「やんわり」と戦争を批判している。
時代の流れなのか? 69年前の戦争を日本の大新聞が
取り上げていない。良くも悪くも今日の日本の出発の始まりが
12月8日の世界戦争だったのだ。日本のマスコミの劣化状況が
良く分かる。市川海老蔵の暴力事件は詳しくとりあげるが、
69年間の「真珠湾・マレー半島攻撃」は取り上げる価値のないもの
としているのだろうか?

以下、東京新聞のコラム。

東京新聞「洗筆」

作家の吉村昭さんは、城山三郎さんとの対談で「戦争が終ったときの一般のマスコミの風潮というのは、一部の軍国主義者が戦争を指導したというんだけれど、そうじゃないんですよ。われわれがやった。国民がやったんですよ。それを責任転嫁している、文化人と称する人たちは」と語っていた▼国民は戦争へ向かう巨大な渦に巻き込まれながら、熱狂して戦争の遂行を支えた。率先して国民的熱狂をあおり、燃え上がらせた新聞の責任の重さをあらためて自覚する▼きょう十二月八日は太平洋戦争の開戦から六十九年。艶っぽい江戸落語を楽しめる幸せをかみしめつつ、歴史の歩みを見つめ直したい

投稿者 koyama : 2010年12月08日 18:21

コメント