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2010年09月15日
鍵探し:マブチ奨学金等JASS関連の諸問題を処理
晴れ時々曇り
午前6時、虹が出ていた。
午前7時、朝食。ブンボー。
昨夜、リー君「失恋激励会」終了後、10時頃、宿舎に帰る。
入り口の鍵を開けようとして鍵が開かず、強く鍵を開けようと
したらキーが、落ちる。そのままキーが「下水」の中に入って
しまった。下水道には、5センチ×2センチ程度の小さな
穴が開いていて、そこから1.5メートルほどの深さの下水に
私の宿舎の入り口のキーが落ちてしまい、取れない。
夜は更けてくる。
仕方がないので、新婚で申し訳なかったが、
私の宿舎のスペヤキーを知っているソン君に電話をし、
持って来てもらう。お取り込み中、私用で呼んでしまい
申し訳なかった。感謝。お陰さまで宿舎に入ることが出き、
安眠。
ということで今朝は、なんとしても宿舎入り口と日本料理店、
ベトナム事務所などの鍵がついたキーホルダーを下水から
取り出さなければならない。ソン君に頼み業者を呼ぶ。
業者といっても「エヤコン業者」。この辺がベトナムの不思議な
所。大きなハンマーとヤットコを持って来て、コンクリートで
固められた1メートル四方の下水道のふたを取り除く。
3センチほど泥濘が体積。
その中を手探りで探してくれた。「あった」。
エヤコン業者さんに感謝。また、下水道工事を世話してくれた
ソン君にも感謝したい。
ということで、午前中3時間ほど使って昨夜下水道に落とした
鍵「探索」作業(見物)を終える。
午前11時半、昼食。
チャオ・バイン・カイン(小麦粉の手打ちうどん)
午後12時半から30分ほど「午睡」。
日本より電話あり。
洗濯。いよいよ雨季の秋になった。本格的な
雨季に入る前に部屋にある衣類を全て洗濯しなければ
ならない。今日は第1弾。
夏物の洗濯をする。スニーカーの洗濯。
読書「1週間」(井上ひさし著:新潮社)
主人公「小松」は、ソ連赤軍政治部により「捕虜収容所」から
連れ出され、「日本新聞社」に連れて行かれ、配属される。
そこには東京の新宿中村屋パン工場でパンを作りながら
共産党の地下組活動をし、地下共産党の「赤旗」(せっき)
の配布責任者をしていた主人公小松との連絡係りをしていた
酒井と出会う。酒井も地下に潜って共産党の活動をし、
M(松村:スパイMで有名)の指示で上海へ渡り、コミンテルン
極東局から5万円の活動資金をもらってくるよう指示され
上海に行くなどの話があり、二人とも警察に捕まり、激しい拷問
にあい「転向」。
主人公の小松は、60万人・2000箇所の捕虜収容所にいる
関東軍等兵士の「共産主義化」洗脳新聞である「日本新聞」で
仕事をすることを命じられる。
最初の仕事が、収容所を脱走し、3000キロを走破した関東軍
軍医のインタビューを取り、「日本新聞」に掲載し、脱走がいかに
大変かを日本人捕虜に教育する記事を書くよう指示される。
入江軍医と会い、逆に意気投合する。
午後5時半、日本料理店で夕食。
古竹先生・原田先生は日本語学校。
午後9時過ぎまで11人の来客。
回りのレストランは8時過ぎには閉店していた。
徒歩、宿舎へ。
投稿者 koyama : 2010年09月15日 12:43