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2010年08月06日

V君・ハンさんのお父さんお見舞い:ベトナム観光会社懇談・地球の歩き方2班来訪

快晴

午前5時半目覚める。

読書「蒼きゅうの甍Ⅱ」(浅田次郎著:講談社)を読み始める。
なかなか面白い。明治維新と清朝末期の国内の混乱。

午前7時朝食。ブンボー。

午前8時過ぎ、ベトナム事務所へ。

新任日本語教師富岡先生初出勤。

今まで原田先生のいた席に富岡先生が座る。

帯広の芳村さんを通して寄金を贈呈して頂いた。
寄金でベトナム事務所の古くなったパソコンのデスプレイー
を取り替える。


その後、ブライセン支社へ。昨日、発熱し病院へ行ったTHI君。
特別問題ないということで今日から出勤。

6月には、H君がやはり「出血性デング熱」で1週間ほど
入院したとのこと。


ハンさんと一緒にフエ中央病院へ。

デング熱で入院したV君のお見舞いに行く。
V君は緊急集中治療室にいた。満床だった。
点滴治療中。


フエ中央病院の近くに「伝染病専門病院」があるが、そこも満床
で、フエ中央病院へ送られてくる。フエ中央病院の伝染病病棟
も満床で「集中治療室」へ。そこも満床で「一般病棟」へ
デング熱の患者が入院している。デング熱が大流行している
現実を見る。

V君の病状は安定し、数日後に退院するとのこと。

続いて、ハンさんのお父さんが入院している病棟へお見舞いに
行く。
肝臓の病気で既に7回手術をしている。今回は手術はしないが
1ヶ月ほど入院治療をするとのこと。手術をしないでの入院治療は
10回目だとのこと。早期完治を祈る。

午前11時半、昼食。

チャオ・バイン・カイン。


午後12時半から1時間半午睡。

午後2時から読書。「蒼きゅうの甍Ⅱ」(浅田次郎著:講談社)

ホーチミン市にいるバオミンさんといくつかの件で電話連絡。

午後3時半。ベトナム事務所へ。

ホーチミン市の観光会社の方と打ち合わせ。
大塚サン、ハンさんも出席。


午後5時、ベトナム事務所の勤務終了。
ベトナム事務所には、原田先生と富岡先生が「残業」。


午後6時45分、ズイタンホテルへ。今日は地球の歩き方2班
がフエ空港へ来る。バオミンさんがホーチミン市から案内してくる。
私とソン君でバスに乗って出迎えに行く。

午後7時40分。地球の歩き方2班(25人)フエ空港着。

ピースインツアーの添乗員さんとバオミンさん


スーツケースをトラックに積み込む仕事をしている新婚ソン君


フエ空港から車で20分。市内サッカー場の近くにある
「フォー専門店」でハノイのフォーを食べる。


その後、宿泊するホテルへ。

添乗員さん・バオミンさんの諸注意。

ウエルカム・ドリンク

午後9時過ぎ、地球の歩き方ツアー投宿のホテルを出て
日本料理店へ。日本料理店は閉店の準備中。今日は
24人の来客あり。

宿舎へ帰り、ブダビールを3本飲む。夕食なし。
仕上げは「ラオディー ラム酒」。

ラジオジャパンで「広島の原爆慰霊祭」を録音で聞く。

国連の潘事務総長の演説を聞く。
「核兵器の廃絶」を言明している。アメリカ・イギリスなど
核保有国の大使等が代表として初めて参加したとのこと。

オバマ大統領のプラハ演説で核均衡論から廃絶へと
舵を切った。当然のことではるが。世界の流れは、核兵器を
持ちその危うい均衡の上に世界政治を考えていた時代から
はっきりと「核兵器廃絶」を掲げるようになった。
今までの自民党政治では到底いえなかったことである。

世界の政治情勢が大きく変わってきた。
核兵器の廃絶を言うのは易しいが、実現までは遠い道のりで
あるが、人類は遠い道のりへ向かって第一歩を踏み出した。

在日米大使館は「大使は第2次世界大戦の全犠牲者に敬意を
表すために出席した」との声明を発表した。

この声明は画期的な意味をもつ。今までは、原爆は
日本軍国主義の反抗を阻止するため、米軍の被害をすくなく
するために必要な原爆投下との立場だった。

今回初めて原爆慰霊祭に大使が出席し、第2次世界大戦の
全犠牲者に敬意を表すために出席した、との声明を出した
ことは、原爆投下について、正当な行為と100%言い張る
立場を変更したことになる。
核廃絶への道のりは長いが、人類の叡智で核兵器そのもの
を廃絶することは可能である。


火炎樹日記を書き、読書「蒼きゅうの甍」(浅田次郎著:講談社)
面白い。幕末から明治維新の清朝末期。
200年ほど続いた清朝の硬直し形骸化した政治体制の中で
革新を進めようとするグループと保守を貫くグループ。
保守を貫くグループが「保守反動か」というと必ずしも
相当もいえない。保守反動を通して、清朝そのものを打倒しよう
という深謀を持っている。日本の明治維新が中国に与えた影響は
大きい。孫文の辛亥革命の入り口。


投稿者 koyama : 2010年08月06日 19:52

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