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2010年06月11日

静岡大学工学部入試準備:フエ市共産党委員長などと懇談

日中快晴。夕方豪雨。気温が下がる。
フエフェスティバルが始まってから毎日、夕方になると雨が降る。
フエフェスティバルは夕方に「メインイベント」が用意されている。
毎晩のように「豪雨」となり、メインイベントが雨で冴えない
状況となる。全体として「雨」でぱっとしないフェスティバル
となった。

午前8時、日本語学校卒業生のTU君の静大大学院入学の
手続き説明とビザ取得についての打ち合わせを行う。
7月はじめに静大農学部大学院に入学し、柑橘類の抽出による
新物質の開発などの勉強を行う。帰国後、フエ大学教師になる
ことを目指している。これもJASS会則に明示されている
日越友好交流の一環である。日本でしっかりと勉強して欲しい。

当面は、ハノイの日本大使館から留学ビザの取得を行う。
その手続きを打ち合わせる。

午前9時、静岡大学工学部ニフィープログラム一般入試
の打ち合わせを行う。
試験はベトナム全土の高校卒業生を対象としている。
ホーチミン市からも受験生が来る。
6月12日(土)は午前8時~午後5時まで筆記試験。
6月13日(日)は、午前8時過ぎから夕方まで面接試験を行う。
試験の準備、手順など細かいことを打ち合わせる。
静大側3人、ベトナム事務所側は、全員が参加。


午前11時半、昼食。

午後12時から30分ほど昼寝。

読書「ある晴れた日に」(加藤周一著:岩波書店)
1950年にかかれた加藤周一の小説。加藤周一自身を
主人公にした小説と思える。東大医学部の医師をしている
主人公が戦争末期、戦争に反対する強い意志を持ちつつ、
何をすべきか? 庶民が進んで戦争に協力・参加している
「世の中」を冷静に分析描写している。


午後2時半、静岡大学工学部入試会場となる
静岡フエ青年交流会館へ行き、明日の入試の具体的な
準備を行う。

静大側3人。

JASS側 小山・バオミン・原田・フーン・フオン。




午後4時過ぎ、皆さんの協力で全ての準備が終了。
ベトナム事務所の皆さんの積極的な協力に感謝。
明日から2日間の入試が無事終わることを祈る。

午後5時、フエ市内でフエ市共産党委員長、同人事部長、
フエ市人民委員会外務部長と私、バオミンさんで
「当面の諸問題」について、具体的な話し合いを行う。


JASSにとってはいくつかの問題があり、具体的に協議する。
共産党・人民委員会側は、今年1月にJASSとフエ市人民委員会
との間で締結された「2020年までのJASSとフエ市人民委員会」
との共同・協力体制について改めて協力体制確立を確認。

JASSに対する不当な攻撃は厳しく取り締まる点を確認する。

フエフェスティバル中で忙しい中、フエ市共産党委員長、人事部長
という共産党の中枢、フエ市人民委員会外務部長という外交の
最高責任者の皆さんが出席してくれたことに感謝する。

今後もフエ市共産党・フエ市人民委員会と協力して
生活困難なこどもたち・障害児支援、奨学金贈呈、日越友好交流
などの諸活動を地道に行って行きたいと決意する。

投稿者 koyama : 2010年06月11日 07:03

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