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2010年05月08日
静岡→福島
快晴
午前11時まで静岡市内のホテルで仕事。
20通のメール受信。
バオミンさんといくつかの問題で電話連絡。
静岡から東京駅へ。
更に東北新幹線で福島へ。長男家族と合流。
ソン君・メンさん結婚式参加ツアーの要綱完成。
数日、福島に泊まり静養。
読書「中国共産党を作った13人」(TAN ROMI著:新潮新書)
新幹線の車中で読了。
興味深く読んだ。
現在、日本と中国は複雑な関係にあるが、中国共産党
を作った一因は、最盛時一万人が訪日していた中国留学生
の力だったことが良く分かる。
明治中期から昭和初期にかけて3000人から一万人の
中国青年(優秀な人材)が日本の学校で学んでいた。
これらの青年が帰国し、日本語で書かれた社会主義関連の
本を中国語に翻訳し、普及する活動を行い、同時に共産主義
運動に深くかかわって行った。
中国共産党の創立大会に参加した留学生が2名だが、
共産党創立に果たした日本留学組の中国青年の役割と
影響は大きい。
ベトナムでもほぼ同時期、「東遊(ドンズー)運動」があり、
多くのベトナム青年がフランスの植民地に反対するために
日本へ留学し、日本を通して西欧文明を吸収していった。
その力が、ベトナム共産党創立に強い影響を与えている。
中国も同時期、ベトナムの何倍もの青年が日本で学ぶという
中国版「東遊運動」があり、ベトナムと同様に共産主義思想の
普及、共産党の創立に強い影響を与えている。
投稿者 koyama : 2010年05月08日 07:20