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2009年08月21日
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朝日新聞、読売新聞の総選挙中間予測によれば
民主党300議席。単独過半数とある。
当然ながらこうした『選挙予測」自体がまた超政治的
なものであることも事実だ。
ベトナムにいると選挙情勢・選挙情報がほとんど分からない。
インターネットで入る情報では、民主300議席・単独過半数
という主要新聞の予測に対し、麻生首相の対応は稚拙きわまり
ない。基本的にはネガティブキャンペーンである。
『民主党が日の丸をひっちゃぶいた。ふざけた話だ』という
趣旨の演説を繰り返している。「日の丸」の下
4分の1程度を切り、2枚を貼り付けると「民主党旗」になる。
鹿児島かどこかの演説会でこうした民主党旗を掲げたことを
麻生氏は捉えて攻撃している。しかし、これは支援者が
勝手に作ってきたものを現場の責任者が掲げたものであり
民主党の方針でやったことではない。この種の問題を
攻撃材料にして民主党を攻撃しているようでは、
自民党の未来はない。
今、麻生氏は「小泉元首相の行った郵政民営化は
構造改革の本丸」といった「小泉改革」をどう評価する
のかが問われている。国民は、小泉改革を「是」とうるのか
「否」とするのかを麻生自民党総裁に問うているのである。
国民は小泉改革の結果もたらされた「超格差社会」、年収
200万円以下の労働者が1000万人にもなった日本社会
の現実を「是」とするのか「否」とするのかを聞きたい
のである。民主党の党旗問題などを「ネタ」に民主党を
攻撃するのは「下の下」の戦法。
まず自らが、小泉改革に対する態度を明確にすべきである。
小泉元首相は「自民党もたまには、野党になるべきだ」と
言っているのである。麻生氏に多少でも根性があるのなら
小泉首相を批判し、小泉改革に対する自らの姿勢を
国民の前に明らかにする義務がある。
民主党旗問題を中心に演説をしているようでは、あまりに
人間が小さすぎる。敗北の道をひた走りする最高責任者
といわれてしまう。
投稿者 koyama : 2009年08月21日 19:53