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2009年02月28日

地球の歩き方スタディーツアー3班講演会

晴天  午後曇り 少し寒くなる


午前7時朝食。もち米のご飯。硬く冷たいので喉を通らない。
2口食べて「ギブアップ」。朝からの硬いもち米ご飯は
私には無理。


午前8時、ベトナム事務所で地球の歩き方スタディーツアー3班
の皆さんへベトナム事務所員の紹介。

ベトナム事務所の自己紹介の後、ベトナム事務所3階の
刺繍土産門店の視察

専用バスで「子どもの家」へ。
午前9時前「子どもの家」のこどもたちの歓迎。

はじめにセン運営委員長の挨拶。


1997年出版の私の伝記に載っていたターオさん。
当時3歳。今日は、歓迎の踊り。15歳になっていた。
こどもの成長は早い。また、16年間の現地での
活動というものは、こどもたちの成長を見ることが
出来る活動でもある。3年を目処に「現地を自立させた」
と称して移り歩く「渡り鳥」海外ボランティアと私は一線を画して
いる。そう単純に現地の自立などできない。


こどもたちの歓迎の踊り
北海道芸術高校の生徒さんの作った手作りのTシャツ。


地球の歩き方スタディーツアー3班の皆さんの
お返しの出し物


歓迎会終了後、バオミンさんの案内で「子どもの家」の
施設を視察

午後組みの「子どもの家」のこどもたちは「子どもの家」で
勉強。

午前10時、私の講演。

テーマは、「人生は駄目でもともとだからやってみよう」
「人生は人との出会い」

午前11時半、90分の講演会終了。

バオミンさんの案内で昼食会場のレストランへ。

スタディーツアーの参加の皆さんは「カタ焼きそば」。
私は変わったラーメンを注文。


今回の地球の歩き方スタディーツアーの参加者の中に
静岡大学人文学部の学生が2人参加していた。

フエは「ブーゲンビレア」の季節。町中が。ピンクと白の
花で覆われている。

午後12時半「ハイリーホテル」へ帰る。

1時間半ほど昼寝。

読書「東条英機と天皇の時代」

天皇と東条英機のずれは少しずつ表面化する。
1941年12月8日の真珠湾攻撃、東南アジア攻撃の一見
の成功で東条英樹は英雄に祭り上げられ、自分自身も
神格化されることを受け入れる。
各種の客観的資料は日米の資源の対比を絶望的に
報告しているのだが、東条は「皇軍の志気は高い。
寄せ集めのアメリカの軍隊とは志気の高さが違う」とう
主観的な願望で戦争をに突っ走る。

午後5時半、ベトナム事務所へ。夕食。

今日は土曜日。フダ生ビールを飲む。
明日の日曜日、リー君、ハイ君、原田君と午前10時から
朝食に行くことを話し合う。

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田母神前空幕長は28日名古屋で「自衛隊動かしてでも」
「ぶん殴るぞ」という姿勢を北朝鮮に見せなければ拉致問題は
解決しない。
自衛隊を使っても解決する姿勢を示さないと拉致問題は
解決できない」と講演した。
実に単細胞な頭の人間が、航空幕僚長になったものだ。
私と年齢が同じと知って驚いた。この人はどんな教育を
受けたのか?  アジア太平洋戦争をどう総括すているのか
保阪の「東条英機と天皇時代」(700ページ)を読んで欲しい。
軍事は政治の延長戦上にあるのだ。政治交渉をしっかりと
することが求められている。北朝鮮への経済封鎖をしても
効果はなかった。そろどころではなく、拉致被害者の
意向とは裏腹にブッシュ大統領は、北朝鮮を「テロ国家
指定」から解除してしまった。これが現実の政治である。
日本がどのような政治的な環境を作ろうとしたのか?
G7蔵相会議での中川昭一大臣の酩酊記者会見、
その後のバチカン美術館での美術品の「触りまくり」
不祥事。自ら提出した予算案の衆議院採決に元提案者が
欠席するなどおよそ真っ当な政治が行われていない。
この政治を是正しなければならない。武力で解決するなど
という時代遅れの発想を未だに持っている田母神前空幕長
に憐憫の気持ちしかもてない。

 

投稿者 koyama : 2009年02月28日 23:32

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