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2009年02月20日

北海道芸術高校フエ到着

終日曇り。時々小雨


午前5時半、ハノイにいる北海道芸術高校の先生から電話。
いくつかの打ち合わせをする。

午前7時半、「ハイリーホテル」を出てバオミンさんと一緒に
フエ空港へ。昨夜、ハノイの観光会社の重大な過失で
大きなトラブルに巻き込まれた北海道芸術高校の一行
6人が、午前8時15分、フエ空港へ無事到着。



フエ空港から朝食の「フォー」屋さんへ。牛肉と鶏肉の
フォーを食べる。

続いて午前10時、「フエ平和村」へ行き、障害児のリハビリの
様子を見学・交流する。


午前10時半、「子どもの家」へ。こどもたちと文化交流会。


初めにセン「子どもの家」運営委員長の挨拶

続いてこどもたちの歓迎の踊り



続いて北海道芸術高校のピアノとギターの伴奏つきの歌。



初めに「涙そうそう」。沖縄の方言で歌った。

10年近く日本からの訪問者の歌や出し物を見ているが、
今日の歌は、正直「感動」した。私には、歌がうまいかどうかは
分からないが、生徒さんの歌は、私の心の「琴線」に触れるものだった。
生徒さんの気持ち、思いが素直に歌に表れたせいなのだろうか?
彼女の歌を聞いていて、この生徒さんの人生の苦しみと悲しみ、
喜びと言った、「人生」を感じた。人の心に訴える歌を久しぶりに
聞いた思いである。彼女は素晴らしい歌手になると確信した。

こどもたちからの「アンコール」に答えて沖縄の「花」をうたった。
彼女の歌は、既存の歌い手の物マネではない、彼女自身の
人生と思いを歌っているので、人の心を打つのだということに
気づいた。

北海道芸術高校から手作りのTシャツやあめなどの贈呈


手作りのTシャツと一緒に記念写真


午前11半。こどもたちと一緒に昼食。






「子どもの家」での交流会を終えて、北海道芸術高校の皆さんは
ホテルへ。

午後1時半、「ハイリーホテル」へ戻り、1時間ほど昼寝。

午後4時半、北海道芸術高校の先生と昨日のハノイでの
トラブルの実相を教えてもらう。



JASSとハノイの旅行会社との契約では、昨日、ガイドは
朝から夜ハノイ空港までの案内が義務づかれて、
ホテルから専用車で空港までいくことになっていた。

ところが、ハノイのガイドは、午前中と午後の観光を
午前中にまとめて行ってしまい、昼食後、
「午後とハノイ空港までは、自分たちでタクシーを使って行って
欲しい」と言ったそうだ。
午後6時45分発の飛行機なので午後4時半にタクシーを
呼ぶようにすると言って、ガイドは帰ってしまった。

午後4時半になってもタクシーが来ない。仕方がないので
北海道芸術高校の先生がフロントに言ってタクシーを呼んで
もらう。結局、ホテルを出たのは5時過ぎ。タクシーを飛ばして
ハノイ空港へ行く。午後6時23分に空港着。所が、出発カウンターが
何階にあるのかわからず探しているうちに午後6時半になる。
チェックインカウンターに行ったが、出発20分前になっているので
乗せらえれないと搭乗を拒否される。
しかたなく、ハノイの観光会社に電話をする。
ハノイの観光会社は、「自分でホテルを取りなさい、明日の朝の
切符も自分で新しく買うように」とのことだった。

仕方がないのでハノイのホテルを探しているうちに午後10時になる。
その時点でやっと私と連絡がつく。

こうした経過をたどった問題である。
問題の本質は、ハノイの観光会社とガイドが、仕事を放棄し
金儲けだけに走ったというところにある。

今日、北海道芸術高校の先生から直接いきさつを伺ったので
ハノイの観光会社に謝罪と賠償請求をする方針。


午後9時、地球の歩き方スタディーツアー(19人)を
フエ空港へ出迎えに行っていたバオミンさんとリー君が
日本料理店に戻ってくる。午後9時閉店。
バオミンさん、リー君、日本語教師の皆さんと「軽く飲む」。


帰宅、午後10時前。

投稿者 koyama : 2009年02月20日 00:12

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