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2009年01月24日

2月8日、現地報告会の準備

曇り 非常に寒い。

こどもの頃から「雪腹」だった。雪の降りそうな時には、必ずお腹が
痛くなった。今日も気温がかなり下がっている。朝からお腹が痛い。

昨夜飲みすぎ。午前10時半まで寝ている。

簡単な朝食。

昨日の日記を書く。

その後、夕方まで2009年2月8日北区王子飛鳥山にある
北区教育会館で行われる『「子どもの家」創設15周年記念・現地
報告会』に提案する「2008年活動の総括」「2009年活動の方針」
の原案を作成する。

支援者のEさんから電話。

読書「大杉榮語録」(鎌田慧著:岩波書店)
本書は基本的に大杉栄が何を言ったかを
大杉の著作から引用して書いたものである。
しかし、途中で「大杉榮と鎌田慧の対談」という面白い
企画がある。今、大杉栄が生きていたら、という前提で
「今の日本、今の世界」を大杉はどうみているのか?
を鎌田氏が問いかけ、大杉が答えている。
特に今日の労働運動、革新運動には手厳しい批判を
加えている。煎じつめれば、「一人一人の労働者の心の中に
ある怒りや思いを組織できない」現在の労働運動や革新運動
に対して「上から組織する代行的な運動はすでに行き詰まって
いる。世界で広がっているNGOやボランティアのような個人を
基礎として新たな運動が必要」と言っている。


宇都宮縫製工業組合理事長の佐藤さんから電話。

午後6時半、ポッピーを飲む。
その後、昨夜キューバに住んでいるMさんからもらった
「ラム酒」を飲む。なんとも良い香りである。

夜7時45分、BS2で「昭和の歌人たちーいずみたく」
を見る。私の中学から高校・大学時代に流行った歌。
大月書店でいずみたくが書いた本を読んだ。
いずみたくは敗戦後、鎌倉アカデミアで学ぶ。
いずみたくは、正式な音楽教育を受けていない。
いずみたくの歌を当時の芸大や音楽学校を出た音楽家は
音楽ではないと批判した。いずみたくは、りんご箱に紙で
書いたピアノの絵を使って音楽の勉強をしたと書いている。

午後7時45分から午後9時まで。
以下、いずみたくが作曲した歌

これが青春だ
太陽がくれた季節
ふれあい
女ひとり
つくば山麓合唱団
いい湯だな
ベッドでタバコをすわないで
希望
世界は二人のために
いいじゃなの幸せならば
ゲゲゲの鬼太郎
恋の季節
涙の季節
見上げてごらん夜の星を
夜明けの歌
てのひらにを太陽に

こうしていずみたくの歌を聞くと、いずみたくを素人と批判した
アカデミックな専門家がいかに時代から遊離したいたかがわかる。

午後9時TBSで「世界不思議発見ー新ベトナム紀行」を見る。
何度この種のベトナム番組を見たことか・・・。
ベトナムの高級ホテル、高級レストラン、高級船。

本当のベトナムの現実には全く目を向けていない。
この番組のスポットに行ったフエ人が何人いるだろうか?

ベトナムにいる日本人の手引き、日本のテレビ局の
ディレクターの頭の中、能力、現状認識の程度が
分かるというものである。
見ていたあまり楽し番組ではなかった。

投稿者 koyama : 2009年01月24日 15:51

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