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2009年01月21日

自宅

寒い

午前中1時間散策。

読書「大杉榮語録」(鎌田慧著)

木村百合子さん裁判の検討。
被告側の論点を整理する。
当方(原告)の主張の主要点は?
私ができる意見交換の範囲は?
私は小学校現場の教員の労働実態、
クラス運営の苦労、学校という組織の
協力・共同、校長や管理職の職責と任務などに
ついて意見をまとめる。

オバマ大統領の就任演説全文を新聞で読む。
「我々は危機のさなかにいる。・・・我々が直面する
深刻な困難は実在しており、短期間では解決できない
だろう。・・・・・・経済を活性化させるために、道路を造り
配電網(小山注:多分、電気自動車のための充電スタンド)を
整備しよう。科学技術を健康増進に利用しよう。
そして、太陽や風を、車や工場の燃料に転換しよう。
学校や大学を新しい世の中のふさわしいものにつくり替えて
いこう。・・・・ファシズムと共産主義に対抗するために
我々の先輩たちは武器を手にしただけでなく、頼もしい
同盟者と固い信念で支えられた。・・・・・・いま、イラクから
撤退し、アフガニスタンの平和のために働こうとしている。
キリスト、イスラム、ユダヤ、ヒンドゥーなど様々な宗教、言語、
文化を持つ米国の伝統は、弱さではなく、強さの証だ。
米国は多様性の中で共通する人道主義を重んじ、新たな
平和の時代を作りあげなければならない。・・・・・」。

朝日の夕刊に更に詳細な就任演説が載る。
ベトナム戦争について「彼ら(アメリカの先人たち)は、
私たちがより良い生活を送れるよう・・・・・。」
「私たちのために(ベトナム戦争)のケサンで闘い
命を落とした」と演説している。
ベトナム戦争への反省が全くない。オバマ大統領に
とっては、ベトナム戦争は「正義の戦い」だったのだ。
戦争についての彼の限界が見え隠れする。

就任演説を読むとアメリカは確かに新しい時代に入ったことが
分かる。ブッシュの新自由主義・新保守主義・アメリカ一国武力
主義から脱却する決意が述べられている。
ではあるが、日本のマスコミのように何もかもオバマ万歳とは
思えない。明らかにブッシュ路線の舵を大きく切ったのは
事実だ。そのあと、何が起こるのか?注視していく必要がある。
地球環境を守る取り組みを重視していることが、就任演説でも
窺える。期待したい。
オバマの演説を絶賛している日本のマスコミ。それは
ブッシュの終焉を意味する。どのマスコミもブッシュに
追随した小泉・武部をはじめとする自民党・公明党の
イラク侵略の責任には言及していない。
日本のマスコミは海外の政治には大胆な言及をしても
国内政治には、全くジャーナリズムの精神を失い、
批判すらできない。今日の朝日新聞の社説もブッシュ政権
の誤りを縷々述べいるが、それに追随し、イラクへ派兵し、
新自由主義路線に追随し、派遣村まで出来てしまった
日本の経済・社会を作り出した、自公政治については
一切触れていない。

我が国の首相は、昨日の参議院で民主党の石井議員に
「漢字のテスト」を受けるという無様な実態である。

1985年、オバマはシカゴの貧民街で支援の地域活動を
行っている。選挙運動も草の根。
グラス一杯1000円もするビールを飲み、
カップラーメンが400円などと言っている
「良家のおボちゃん」とは、一味違うことだけは明らかだ。

ベトナム事務所のバオミンさんと電話ではいくつかの問題を
話し、打ち合わせ。

静岡の会の滝下さんと電話で打ち合わせ。
太平観光北垣会長と電話で打ち合わせ。
教え子の手島君と電話で話す。
ACCL代表と電話で打ち合わせ。

メールの送受信。

午前中1回、午後1回、それぞれ1時間ほど散策。
寒い。寒さには滅法弱くなってしまった。

投稿者 koyama : 2009年01月21日 15:33

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