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2008年12月17日

各種申請書・書類作成

終日雨。

気温20度前後。湿度90%。寒い。

午前7時朝食。「精進ブン麺」と野菜。

午前中、6種類の申請書類作成。
途中で停電。インターネットがつながらなくなる。仕方がないので
雨の中、長靴を履き、傘をさして川沿いの散策道を散歩。40分。
ゴム長で歩くと道がすべる。雨の川も趣がある。

「ハイリーホテル」へ戻り、メールの受信・返信を行う。

バオミンさんと数回電話で打ち合わせ。税田さんと電話で
打ち合わせ。

昼食。

午後12時過ぎから1時間昼寝。熟睡。気候のためか
疲れる。吐き気減少。食事をすると胃の辺りに違和感あり。

読書「とはずがたり」読了。
「とはずがたり」という題名からして面白い。聞かれないが、
自分でしゃべっちゃう、と言った所。

今回、土佐日記、蜻蛉日記、「とはずがたり」の3つの日記文学を
原文で読んでみた。古文は主語などかなりの言葉が「省略」
されている。古文を読みなれていくうちにそうした『要領』を
会得していく。徐々に省略されたものが何かが、敬語の
使い方で院であったり、目上の人であったりと分かってくる。

日記風では、土佐日記は日ごとに記述しているので、分かり
安い。土佐日記はかなり日誌風な要素があり、記録としての
日記の尻尾を色濃く残している。

蜻蛉日記は現代の恋愛小説に出てくる女性の「言い分」を
書いているようでもあり、現代風な気持ちで読めた。恋愛小説。

「とはずがたり」は、自叙伝のように感じた。後深草院の寵愛を
受けた二条が、正妻からの嫌がらせ、追放に会い、鎌倉から
関東、関西地方と旅をする。最後に後深草院と再会。その後の
死去の葬列にも着いてゆく。一人の女性の4歳から47歳
までの長い人生の紆余曲折を描いている自叙伝と見た。

読書「同日同刻」(山田風太郎著:ちくま文庫)
面白い形式の本である。たった16日間の記録。
1941年12月8日「日米開戦」の日、1日の世界を追う。
同時に1945年8月1日から15日の敗戦までの15日間、
世界はどう行動したかを追う。開戦時と敗戦時の世界を
俯瞰(ふかん)した面白い発想の本。1979年8月発行。

午後5時半、日本料理店へ。こどもたちと夕食。

9人来客あり。日本人1人。

投稿者 koyama : 2008年12月17日 17:54

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