« 獨協大学視察団案内:地球の歩き方Ⅲ班晩餐会 | メイン | 終日いくつかのベトナム事務所の仕事 »

2008年08月31日

大学生協講演会:地球の歩き方ホーチミン市へ

晴天  快晴  外気温40度を超える


起床午前7時。昨夜、地球の歩き方晩餐会で遅くなり、
その後、リー君とハイ君と午後10時半まで飲んだので
さすがに疲れが出て、起きられない。

朝食を作る時間がない。

午前7時45分、ベトナム事務所へ。TF(VIETNAM)
のI社長さんがベトナム事務所を訪問。
私がフエ師範大日本語クラスで教えた第1期生の
トン・アンさんが、10年前から勤めている
会社である。排水管関連の会社。

午前8時前社長とトン・アンさん、そしして
関係者の皆さんがやってくる。

ベトナム事務所でI社長さんと名刺交換。
I社長さんは日本国籍をもったベトナム人。1980年代
ボートピープルとして沖縄にたどり着いたという経歴を
もった方である。苦労されたことと思う。
若干話し合いをし、「子どもの家」へ案内する。
セン委員長と挨拶。各施設案内をする。

午前9時過ぎ、I社長さんたちは訪問を終わり、次の
仕事へ。「子どもの家」への寄付金を頂く。感謝。



教え子のトン・アンさんも15年たち結婚し、
6歳と4歳のお子さんがいると言う。時間の流れを
感じる。

午前9時、大学生協スタディーツアーの皆さん12人が
「子どもの家」へ。

はじめに「子どもの家」の子どもたちと文化交流会。

セン委員長の挨拶。

子どもたちの歓迎の踊り。





全国大学生協スタディーツアーの皆さんの出し物。
「エブラハムと00人のこども」を子どもたちと一緒に
踊る。



交流会終了後、バオミンさんが、大学生協の皆さんを
各施設へ案内・説明。


グエンフエ高校の理系で優秀な成績を残しているターオさん。
日曜でも勉強していた。


●どういう訳だか「ハイリーホテル」のハイ君とリー君が
 「子どもの家」に来ていた。やはり自分の帰る家は
 「子どもの家」なのだろうか?
  何もすることがない時は、よく「子どもの家」に来ている。
 「ハイリーホテル」警備員のハイ君の弟は、「子どもの家」
 から職業研修センターに通っている。


午前10時。私の講演会。2時間。
今日のようにに急激に気温があがると、体温も上昇する。
耳の中と外の気圧が微妙に変化するようで、こうした
気候の時には、耳が聞こえなくなる。正確には、
自分の声だけが大きく聞こえ、自分がどの程度の大きさの
声で話しているのかが全く分からなくなる。
いつもは、ジャーに氷と冷水を入れたものを持ってきている。
体温の急激な上昇の際には、「冷たい水」を飲むと耳の
異常もしばらくすると解消する。今日は、冷たい水がない
ため、ミネラルウオーターをたくさん飲み体温を下げる。
10分後には、何とか声がでるようになる。
日本ではめったに「発症」しない耳の現象だが、ベトナムでは
常習化しつつある。困ったものだ。6月に耳鼻科に行ったのだが
異常はないという。しかし、実際には、異常がでてくるのだが・・・。


「子どもの家」の成立、国際支援についての考えたかの
変遷。人生。生きること。人生の運ということ。人との出会い。



午後12時過ぎ、バオミンさんと大学生協の皆さんと
一緒に市内のベトナムレストランで昼食。

午後1時半、「ハイリーホテル」へ戻る。
今日は気温も高く、蒸し暑い。5時間ほど、この蒸し暑さの
中で活動するとさすがに疲労困憊。

「ハイリーホテル」で1時間半昼寝。

午後4時、「ハイリーホテル」を出て、地球の歩き方Ⅲ班の
泊まっているホテルへ。地球の歩き方Ⅲ班は今夜、フエ空港
からホーチミン市へ。

30人近くのお客さんを引率してのスタディーツアーは色々と
ハプニングも起こり、添乗員さんは大変である。
今回の添乗員さんは、接客の態度もよく、全体の運営、
ホテルなどへのクレームもしっかりとつけるなど、
なかなか良く仕事をしていた。

6日間のフエ滞在を満喫したスタディーツアー参加者。


最後に全員で記念写真


私は地球の歩き方スタディーツアーの皆さんと別れ、
夕食のコムディア(ベトナムほか弁)15000ドン(100円)
を買い、「ハイリーホテル」へ戻る。

午後6時から夕食。軽くフダビールを飲む。

7月22日からスタディーツアーが続いている。
今日の日曜日の仕事で8月17日・8月24日・8月31日
と3回連続、日曜日がない。ほぼ4週間連続しての
仕事が続いている。かなりきつい。
今日も「子どもの家」講演会前の15分間は
椅子を並べて寝ていた。あと1ヶ月間、スタディーツアー
は続く。スタディーツアーは、私たちJASSにとっても
子どもたち、「子どもの家」にとっても様々な意味で
大きな意義のあるものである。
今後、ベトナム事務所でスタディーツアーを担当する
スタッフなどの増員なども考える必要あり。
バオミンさんも同様に1ヶ月間ほど連続の仕事である。

読書「少女の器」(灰谷健次郎著:新潮文庫)
本書を読んで多少の違和感がある。今までの私の読んで
いる灰谷作品とは違う。どこが違うか考えて見た。
結局、この本は現実を見ずに「理屈」で書かれた本なので
リアリティーがないように思われる。何か空虚で、嘘の
ように感ずる。一人の作家が書く本は色々なものがあるのだろう。

投稿者 koyama : 2008年08月31日 18:53

コメント