« 「子どもの家」スタッフとの懇談会 | メイン | 「京滋YOUの会」「子どもの家」訪問 »

2008年08月05日

「子どもの家」・縫製研修センターへ・訪問者との懇談・「京滋YOUの会」来訪

快晴  天気予報36度。
北部に台風が来ているとのこと。その影響で昨日は雨が降ったり
風が強かったりした。今日は、またいつもの真夏に帰った。

午前5時起床。
読書 三木助  「崇徳院」。崇徳院の「瀬をはやみ 岩にせかるる
滝川の われても末は逢わむとぞ思ふ」の歌がテーマ。
大店の息子とまた他の大店の娘の恋愛騒動。

午前7時朝食。


リー君を先頭にハイ君も朝食の準備の手伝いを
するようになった。


朝食は典型的なフエ郷土料理「ブンボー」。
大きな肉とカニのミンチ。

野菜もたっぷり。特に香草類。
ブンボーを食べ慣れてしまうと、日本へ帰った途端
ブンボーを食べたくなる。

午前8時過ぎ、「子どもの家」へ。

途中、フエ市人民委員会前。10年前にピースボートから
もらいフエ市人民委員会(警察)に寄贈した消防車が
まだ「現役」で活躍していたい。こうして寄贈品が
大事に使われているのを見るのはうれしいことである。
とかく、人から物をもらうこと、お世話になっても利用する
だけで「感謝の気持ち」を失っているベトナム人が多い中で
10年前の消防車を丁寧に使ってくれてるのを見て、
色々な人間がいること改めて思い知る。

「子どもの家」では、日本で開かれる「子どもの家絵画展」の
作品作りが行われていた。書いているフック君は今年
フエ芸大を受験した。8月8日に合否の結果が出る。
合格することを祈る。

「子どもの家」では、大掃除中。先生たちスタッフと
子どもたち総出で大掃除。

約2時間、「子どもの家」で子どもたちやスタッフと交流。

その後、「縫製研修センター」を視察。

週に3回から4回ほど、バオミンさんや税田さんが「縫製研修センター」
を訪れ、「縫製研修センター」のベトナム人スタッフと協力して
研修を進め、製品を作成している。


業務の記録を日本語でパソコンに入れるやり方を
教えている税田さん。

出来上がった製品の袋詰め作業

それぞれのパートに分かれて50人の研修生が
研修に励んでいる。


製品の襟につけるJASS製品のタグ

午前11時半、昼食
厚揚げと豚肉の甘辛煮、野菜サラダ

午後12時半から30分昼寝。

その後、読書。
桂三木助「近日息子」「饅頭こわい」。
江戸時代、甘いものは最高級品。
そこで最高級品の「饅頭」がでてくる。
「おせんべいこわい」では当時、意味がなかったのだ。
今日、何故「饅頭」なのか?との思いもするが、落語には
そうした時代背景を知ることも必要。

午後2時、ベトナム事務所へ。
バオミンさん・税田さんと「当面の重要問題」を
協議する。協議中の午後3時、「子どもの家」から
電話。日本人が「子どもの家」にきていると言う。
電話で話す。次男の大学の恩師だった。
協議から私だけ抜け出し、電動バイクを駆使して
「子どもの家」へ。
東京外大東南アジア課程ベトナム語専攻教授の今井昭夫先生。
「子どもの家」で先生と2時間ほどベトナムや
ボランティアなどの話をする。

午後5時過ぎ、ベトナム事務所・日本料理店へ。

午後5時半、子どもたちと日本料理店で夕食。


大塚さんが「串揚げ」8種類の試作品を作る。
①セロリとチーズのサーモン巻き
②じゃが芋とチーズ
③ねぎの魚巻き(ゴマ味)
④オクラのとび子入りのイカ巻き
⑤インゲンと鶏肉のカレー風味
⑥まいたけの海老すり身入り
⑦ズッキーニのベーコン巻き
⑧豆腐の豚肉巻き

8種類の試作品を全て食べて「感想」と個人的な
点数をつける。
最高点はまいたけの海老のすり身入り。絶品。
全て合格点。美味しい。

ベトナムには、日本料理店と称しても実際には
日本料理が作れないお店がある。
ニセモノの日本料理店である。私たちの日本料理店
は本当の日本料理を出す。日本人の私が食べて
美味しいと思う。うそはいつかはばれるもの。


午後8時まで生ビールを飲みながら8種類の試作品を
食べると言う重要業務を行う。この種の「重要業務」は
毎日でもしたいものである。

日本料理店の来客の中に千代田区の中学の先生がいた。
しばらく交流。

税田さんから電話あり。「京滋YOUの会」スタディーツアー
の皆さんが遅れてフエ空港へ到着。現在、フエ市内の
食堂で夕食中。「京滋YOUの会」の夕食に合流しては?
とのこと。車を回してもらい「京滋YOUの会」の夕食に
合流。バオミンさん・税田さんが交流中。
「京滋YOUの会」の皆さんと飲みながら交流。

午後9時前、交流を終了しホテルへ到着。私は日本料理店へ。

しばらくして日本料理店閉店。バオミンさんと税田さんも
日本料理店に戻ってくる。大塚さん・リー店長も交えて
午後10時まで日本料理店の「反省会」を行う。

「ハイリーホテル」到着午後10時半。

長い1日だった。疲労困憊。

投稿者 koyama : 2008年08月05日 19:20

コメント