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2008年06月10日
「縫製研修センター」拡充工事完成式典
快晴
気温37度。
午前6時半朝食。春雨麺。
リー君とハイ君は隣同士には座らなかった。
今日は午前8時から「縫製研修センター」拡充工事完成式典
がある。午前7時20分ベトナム事務所集合で「縫製研修センター」
全員が「縫製研修センター」へ行く。
午前8時、「縫製研修センター」で拡充完成式典開始。
「縫製研修センター」は既に昨年から操業を開始しているが、
今回、宇都宮縫製工業組合・マルサさんから75台の
工業用ミシン等を日本から送ってもらった。それに伴い
「縫製研修センター」を更に整備拡充のための工事を行った。
初めにフエ市人民委員会副市長のタン氏の挨拶。
続いて宇都宮縫製工業組合佐藤理事長(マルサ社長)
の挨拶。立派な「縫製研修センター」拡充工事も終わり
いよいよ研修が始まる。最高の品質の製品が作れるように
なるまでしっかりと研修をして欲しい。
最後に小山の挨拶。
ODA(政府開発援助)で「縫製研修センター」
が建てられた。宇都宮縫製工業組合から50台の工業用ミシン等が
既に寄贈されていたので、昨年から小規模の「縫製研修センター」
を開始していた。ボランティア貯金からの支援もある。
今回、新たに75台のミシン、裁断機など専門の
機器を日本から送って頂いた。宇都宮縫製工業組合(マルサ社長)
の佐藤さんには心から感謝したい。
これから、貧しい地域の子供たちなどを中心の日本の最高度の
縫製技術の研修を受け、結果として最高水準の製品を作り上げ
日本へ輸出などもしたい。皆さんの奮闘を心より期待する。
拡充工事完成式典には地元のテレビ局(2社)も取材に来ていた。
既に「縫製研修センター」の選考も終わっている。明日から
研修事業が開始される。
ホーチミン市の日系縫製工場の工場長の方も来賓として
出席された。
●拡充工事が完成した2階の「縫製研修センター」
その後、午前11時過ぎまで佐藤さん、バオミンさんなどと
今後の「縫製研修センター」の運営の進め方などを
協議。
午前11時30分、「ハイリーホテル」へ帰る。
昼食。空芯菜のニンニク炒め、茹でたモツ。
午後12時半 昼寝。疲労と熱暑で相当体がだるい。
午後2時、読書「人民中国の終焉」。中国の新富人が
どのように中国共産党・権力と癒着し、人民の財産を
収奪して行ったかと言う過程をつぶさに追っている。
わが身の回りを見回してしまった。
その後、明日日本へ帰国する荷物の整理・部屋の整理。
最後の洗濯を行う。
午後5時、バオミンホテルへ。津軽三味線の山本竹勇さん
ご家族が帰国される。フエ空港まで見送る。
●バオミンホテル前で
丁度1週間の演奏会だった。「子どもの家」・フエ高等師範大
コックホック高校・JASS日本語学校で演奏会を行う。
合計1000人ちょっとのベトナム人に津軽三味線を紹介し
その素晴らしい演奏を堪能してもらった。
山本さんご家族・お弟子さんに心から感謝したい。
午後5時半、フエ空港着。ホーチミン市の縫製工場長のY氏
も一緒にホーチミンへ旅立つ。
午後6時半、フエ空港から帰り、日本料理店で夕食。
フエ滞在最後の晩餐。日本人スタッフで軽く一杯。
午後8時半頃、リー君が「先生、今晩ヤギ肉で一杯やりましょう」
と言ってくる。一昨日の日曜日、ハイ君に暴力を振るい、
私に厳しく注意されたリー君である。今晩はハイ君も呼んで
リー君と仲直りが必要と「飲む理屈」を自作し、リー君提案を
受諾。
午後9時過ぎ閉店。
そのまま。リー君の運転で「ハイリーホテル」前のヤギ肉やへ
直行。リー君が「ハイリーホテル」で警備員をしているハイ君を
呼びに行く。3人でヤギの炭火焼を食べながらフダビールを
飲む。リー君・ハイ君に「君たちは一緒に部屋に寝ている仲間だ
子供の家で10年以上も一緒に生活した兄弟のようなもの。
けんかなどしないで仲良く、助けあっていくように」と話す。
午後10時半まで私も付き合うが、疲れが出た。
あとは二人で仲良く飲むようにと必要なお金を渡して
「ハイリーホテル」に戻る。
投稿者 koyama : 2008年06月10日 10:44