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2008年05月26日

リー君「善行」賞

晴天

午前7時、気温31度。湿度55%。

午前7時朝食。野菜入りチャオバンカン。美味しい。

午前8時半、徒歩でベトナム事務所へ。暑い。
猛暑の中、ベトナム事務所まで20分歩く。
ベトナム事務所でバオミンさん・税田さんと
当面の諸問題について話し合う。2時間半。
午前11時半、徒歩「ハイリーホテル」。
昼食。

午後1時半、バオミンさんと一緒に知り合いの
うちにいく。

午後3時、「ハイリーホテル」へ戻る。
パソコンは完全のシャットダウン。ウイルスに侵される。
業者を呼んで直してもらう。ソン君も同行。
なかなか直らず、結局、午後6時までかかる。
日記関係、写真関係、短縮など全て消える。

午後6時過ぎ、日本料理店へ。大塚さんといくつかの
問題を話し合う。

既に子どもたちは夕食を終わっている。
今日は1日暑かった。よく仕事をしたと勝手に自分で
言い聞かせ軽く生ビールを飲む。


日曜日、リー君はベトナム事務所付近をふらついていた。
通りすがりのお婆さんが、ブレスレットを落とした。
それをリー君が見つけ、拾ってお婆さんに届けた。
お婆さんは「これは、80万ドン(6500円)もするブレスレット
だった。落としてしまい困っていた。貴方はわざわざ持ってきて
くれて感謝している。拾ってくれたお礼に30万ドン(2000円)
あげる。今は、10万ドンしかもってないので、明日20万ドン
渡す」と言われたそうだ。
夕方、リー君はベトナム事務所にお婆さんから今しがた
もらった追加の20万ドンを見せに来た。

色々と問題を起こすリー君ではあるが、こうした良いところも
たくさん持っている。80万ドンのブレスレットを拾ったら
売ってお金にすることも出来たはずである。しかし、リー君は
真っ当な精神をもっていた。落としたお婆さんにわざわざ届けた
のである。子どもを育てるということは「手間暇」かけてこそ
できるものである。ただお金を渡すだけの海外支援から
「人を育ている海外支援」へ発展したJASSの活動ではあるが、
「言うは易し、行うは難し」である。
螺旋階段を上るがごとき、子どもたちの成長である。
その場その場の行動・出来事だけに目を奪われず、
長い見通しを持って子どもたちを育てて行きたいものである。

投稿者 koyama : 2008年05月26日 11:55

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