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2008年05月22日
フエ高等師範大学奨学金贈呈式・・・・・・
晴天 夕方小雨
午前7時朝食。チャオバンカン。
午前8時過ぎフォンザンホテルへ。長島夫妻・バオミンさんと
合流。フエ高等師範大学へ。
長島夫妻は10年間にわたりフエ高等師範大学の学生に
奨学金を贈っている。今回初めて贈呈者から直接の
贈呈式。
現在、20人の学生に奨学金を贈っている。
長島夫妻・フエ高等師範大学学長・日本語学科講師の
千草先生・いぶき先生などと記念写真。
贈呈式後、フエ高等師範大学の教室を訪問。
コンピュータ教室に行くと偶然日本語学科の
学生たちがコンピュータの授業をしていた。
教室に入り、日本語学科学生と日本語で
若干のやりとり。
午前11時、フエ高等師範大学長の招待で
昼食。フエの伝統的な家庭料理専門店で
食事をする。
午後1時半過ぎ、フエ高等師範大学へ。
長島夫妻がこの10年間奨学金を贈呈した
学生の中で実際に教職についている奨学生
の現場訪問へ。
フエ市内から車で30分。山岳地帯の麓の
「DUONG HOA]小学校・中学校へ。
3年前までフエ高等師範大学の長島奨学金の
奨学生だったHOANG先生(25歳)を訪問。
HOA先生はフエ高等師範大学で美術を専攻。
フエ市教育委員会の指示で山間の小中学校
合同の学校へ赴任し3年目である。
「私は教師として未熟なので頑張ってよい教師に
なりたい」と語っていた。
その後、HOA先生の実家へ。車で20分ほどの
純農村地帯にあった。
父親は53歳で既に退職。母親はHOA先生が8ヶ月
の時に22歳で急死。青年期に近所の人に
「あなたは、8ヶ月で母親が亡くなり、近所の人の
おっぱいで育ったのだよ。大人になったら社会や
他の人たちのために生きる人間にならなければ
だまだよ」といわれていたとのこと。教師志望の
最大の理由は自分の生い立ちであると語っていた。
HOA先生も一緒に地域の「合作社」へ向かう。
従兄弟の長島氏は、農業地理学などの研究者。
ベトナム農村の合作社の実態を知りたいとのことで今日の
訪問となった。
合作社は既にかつての勢いはなくなり、現在は
肥料の分配などを行っている。訪問した合作社では
独自に「きのこ」の栽培を行っていた。
午後5時半過ぎ、市内フォンザンホテルへ戻る。
朝からかなりの日程であるが、長島夫妻は疲れも
見せず、視察などを行った。
午後6時半、日本料理店で夕食会。私、大塚さん、
税田さん、千草先生、いぶき先生とフダビールを
飲みながら3時間ほど懇談。
私はフダビールを7杯(記憶にあるところで)飲む。
投稿者 koyama : 2008年05月22日 10:06