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2008年04月23日

フエ中央病院前医長・フエ市外務部長などと懇談

晴天 のち雨曇り       休肝日

午前7時 気温30度。湿度70%。

午前7時朝食。「春雨メン」。
リー君は昨夜飲み過ぎたのか朝食に来ない。子どもたちが
起こしに行く。やっと降りてくる。規則正しい生活が出来ない。
寝る時も普段の服装と靴下を履いたまま寝ている。そのまま
おきて1日の生活をし、そのままの格好でねてしまう。
長年路上で培った生活習慣なので直ぐには直らないが、
そろそろ「改善」の兆しが見えても良いのだが。
「ハイリーホテル」の1階や部屋の中、ホテルの周りに
タバコを捨ててしまう。先日も「ハイリーホテル」の回りの
タバコを掃除した。リー君の捨ててタバコがたくさん落ちていた。

午前8時過ぎ、バオミンさんから電話。ベトナム事務所は停電との
こと。日本人教師の皆さんに伝える。ベトナム事務所に行っても
仕事にならない。ベトナム事務所に電気がつくまでは、
「ハイリーホテル」で仕事をするように。

午前8時40分頃、ベトナム事務所へ。
フエ中央病院前医長のフオン先生がベトナム事務所へ。
1時間ほど懇談する。ACCL(アジア・チャイルド・ケア・リーグ)
の小児白血病支援プロジェクトの進捗状況・問題点・課題
などを話し合う。

その後、フエ市人民委員会外務部へ。当面の諸問題を
話し合う。

その後、某所で某氏と諸問題を懇談する。

午前11時半。「ハイリーホテル」で昼食。
小魚の唐辛子煮、冬瓜の醗酵海老とニンニク・唐辛子付け
ミットのスープ。

午後12時半から1時間ほど昼寝。

午後2時読書「新約聖書を知っていますか」(阿刀田高著)
最後の晩餐、12人の使徒、イエスの十字架刑。

午後4時、ベトナム事務所へ。

店長のホンニーさんが、ハンさんに「今夜は外泊する」と
言いに来たとのこと。理由は言わないと。
直ぐにホンニーさんを呼んで外泊の理由を聞く。
「ハイリーホテル」にいる4人は「子どもの家」から独立したから
自由な生活をしても良いのだが、私たちと一緒に住んでいる
からには、何か問題が起こったら私たちにも責任が生ずる。
外泊の理由を言わないのは良くない。理由は?と聞く。
弟がホーチミン市での仕事を辞めて帰ってきた。何か
悩んでいるようなので、今夜おばあちゃんの家へ帰り
弟の相談に乗ってやるとのこと。外泊を認める。

昨夜、生ビールがなくなった。ホンニーさんは今日の午後3時頃
ビール会社に電話をしたら「ガスがない」といわれ、今夜は
生ビールを出せないという。
私はホニンーさんを注意。どうして、今日の朝、ビール会社に
電話をしなかったの? 朝電話をして問題があれば、バオミンさん
やビール会社の上司などに連絡し今夜、生ビールをお客さんに
出せたのだ。電話をしたらそれでよいというのは、よくない。
明日はどうするの?と聞く。午後2時半に出勤してビール会社に
電話してみるという。それでまた、ガスがないとか言われたら
また、明日も生ビールが出せないよ。明後日は、10数人の
団体のお客が来て生ビールを飲むのをしっているでしょう?
こんな責任のないやり方は駄目だ。電話をしたからいい
などと言い訳は駄目。結果が大事。電話で駄目なら、様々な方法を
考えて、結果として、生ビールがその日に入るようにするのが
『責任』というもの。ホンニーさんのやり方は、自分はこう努力した
という言い訳を言っただけ。明日は、午前8時に自分の携帯電話で
ビール会社に電話をし、問題があれば、朝のうちにバオミンさんに
連絡をしなさい。そして、結果として明日の午後6時半の
開店までには、必ず生ビールを日本料理店に用意する事が
責任のある態度だと話す。


宇都宮縫製工業組合佐藤理事長と仕事をしていたバオミンさん
がベトナム事務所に戻る。当面の諸問題を話し合う。

午後5時半、夕食。久しぶりに「ブンボー」を食べる。
大量の生野菜と一緒に。

夕食中、リー君が「日曜日の食事代がない。お金を頂戴い」という。
君は4月20日の給料日の前に55万ドンの給料のうち49万ドンを
前借りして使ってしまったから、お金がないのでしょ?
自分で使ってしまって、お金がないから頂戴というのは、
物乞いと一緒だ。お金は上げない。何故、お金がないかを
じっくりと考えるように、と話す。
今日は、午後、耳が痛いといって「子どもの家」のタム医師と
フエ市立病院の耳鼻科に行った。医師の話では耳を不潔にしていて
黴菌が入ったとのこと。お風呂に入っていないので、さもありなん
と思った。抗生物質など20万ドンの薬代を出してやる。
今のリー君は、好きな時、好きな仕事して、気分が乗らないと
いなくなってしまう。昼間からお酒を飲み、仕事をしないと
言ったおよそ子どもと同じ行動様式・仕事の仕方である。
この性癖を何とか変えなければならない。仕事はしないが
お金だけ欲しい、贅沢な生活はしたというフエに蔓延している
風潮に侵されている。
お金を上げる事をきつく断り、注意をする。自業自得だと。

午後6時半、日本料理店開店。

午後7時45分、オーストラリア人2人来店。
大盛りと普通のお寿司を注文。

日本料理店のまん前に大型乗用車が停まっている。
リー君を呼んで「お客さんが日本料理店に入りにくい。
日本料理店のまん前に車を停めたら直ぐに注意を
しなければだめだ」と話す。リー君の弁明。
あの車は、隣の工事中のホテルのお客さんの送迎用車。
だから問題ないという。
「リー君、君が隣のホテルの警備員、車の運転手と
仲がよいのは問題ないが、仲がよいからと言って
日本料理店のまん前に車を停められたら、お客が
来なくなるよ」「リー君は日本料理店の店員なの、
隣のホテルの従業員なの。どこから給料をもらっているの?」
と話す。リー君は、隣のホテルの運転手と友達だという
ことで、日本料理店のまん前の駐車は問題視していないのである。
自分がどんな位置と立場にあるのかが、全く頭にない。
しばらく待つと運転手が来る。運転手に厳しく注意をする。

午後8時過ぎ、雨が降り出す。

午後8時過ぎ、5人のタイ人来店。
リー君がホンニー店長をサポートして、分かりにくいタイ人の
英語での注文を聞いていた。やる気になれば、素晴らしい
力を発揮するリー君ではある。

午後8時半、オーストラリア人が帰る。お礼を言う。
英語のガイドブック「ロンリープラネット」を読んで
古い住所の日本料理店に行ったが日本料理店はなかった、
色々なベトナム人に聞いてここまでたどり着いたとのこと。
転居の張り紙を何度も旧住所に貼ったのだが、直ぐに誰かが
破ってしまうのだ、と事情を説明。豪州のブリスベンから来たとの
こと。

午後9時過ぎ、5人のタイ人帰る。子どもたちと片づけをし、
「ハイリーホテル」へ帰ろうとした矢先、「豪雨」「強風」。
雨具がない。トゥオイさんがポンチョを貸してくれる。
豪雨の中、護送船団で「ハイリーホテル」へ帰る。
靴が雨でびしょ濡れ。

投稿者 koyama : 2008年04月23日 20:56

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