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2008年04月02日

フエ高等師範大学:「縫製研修センター」増強工事進行

終日小雨。寒い

午前7時朝食。

ミエン(芋の粉のうどん)


今朝もリー君は所在不明。

午前9時。フエ高等師範大学訪問。
大学側は学長、外国語関係部長、日本語学科教師。
JASS側は、小山・ミン・税田・フーン・千草・いぶき。


4月からJASSがフエ高等師範大学日本語学科の支援を
行うことを確認。当面、二人の日本人教師が支援に入る。
主に「会話」の指導を行うことを確認。
同時に小山をフエ高等師範大学の公式の「顧問」に任命。
ハノイの教育訓練省に登録することになった。
顧問はベトナムの公的な役職。フエ高等師範大学の
学長・副学長などに意見を具申する役職。学長・副学長に
次ぐ役職。


学長と私から「JASSとフエ高等師範大学」との協力の意義を
強調。

今回のJASSとフエ高等師範大学(フエ教育大・小中の教員養成)
との共同プロジェクトは、日本語の出来る小中学校教師を養成し、
ベトナム中部の小中学校で日本語を教えるという「壮大」な
プロジェクトである。いちNGOが率先してこの種のプロジェクトを
行う事は、大きな意義のあることである。
ハノイの日本大使館・東京の外務省に『日本語教師養成プロジェクト』
の話を持ち込んだのだが、今まで「なしのつぶて」状態。
外務省・大使館・JICAなどは、現地で活動している
民間NGOの意見をもっと聞いて、共同して活動を進めると
いう姿勢が必要である。いち納税者として強く外務省に要望したい。

フエ高等師範大学学長・外国語科長・ベトナム人日本語教師

午前10時。ハノイ・ベトナムテレビのディレクターが
ベトナム事務所を訪問。私の特別番組を作りたいとのこと。
明後日から私の活動を取材し始めるとのこと。
また、忙しくなる。


午前10時半、フールー小学校校長先生と労働組合委員長
が挨拶に来る。テトの際、来る予定だったそうだが、私が
不在だったため、今日来訪されたのとのこと。

フールー小学校は。、その60%ほどの子どもたちが船上生活者の
子弟。校舎増築、奨学金、校庭舗装などの支援を行っている。
また、全教に先生たちとフールー小学校の先生たちの交流、
日本のスタディーツアーの子どもたちとフールー小学校の
子どもたちとの交流も行っている。


午前11時、縫製研修センターの増強工事を指導・支援している
宇都宮縫製工業組合佐藤さんと設備建築会社技師との
打ち合わせ。


午後12時、昼食。今日は、縫製研修センター打ち合わせが長引いた
ため、皆さんと一緒の昼食には間に合わなかった。

午後3時、縫製研修センターへ。
縫製研修センターでは、既に50台の工業用ミシンを配置し、
縫製研修を行っているが、今回、佐藤佐藤社長が更に70台
程の工業用ミシンなど関連機械を日本から送ってくれた。
先日、ミシン等が届いたので、今回、2ヶ月間かけて
縫製研修センター内の設備を更に増強する工事を敢行している。
時間と手間のかかる仕事である。佐藤社長自らが指導し、
更に縫製研修がしやすいように縫製研修センターの増強工事を
行っている。研修センター内の電気等の増強工事も行っている。
必要な諸費用は、宇都宮縫製工業組合理事長・マルサ社長の
佐藤さんよりの寄贈。佐藤事理長・社長に感謝。

縫製用のカッター


午後4時、雨の中、佐藤さん、バオミンさんたちとオートバイで
障害児医療センターへ。医療センター内倉庫においてあった、
縫製機械の視察。

午後4時半過ぎ、再度、フエ高等師範大学へ。
学長と懇談。いくつかの問題点を学長と協議。意見の一致を
見る。

午後5時半、日本料理店で夕食。

午後6時半、日本料理店開店。

北海道の国際センターにいるカナダ人。
私たちの活動に興味を持ってくれ「応援する」とのこと。


ベトナム人のグループ2つ。16人。
カナダ・オーストラリア人。

今夜は27人の来客。厨房も接客も大忙し。

午後9時半、日本料理店終了。
護送船団方式で「ハイリーホテル」へ帰宅。
忙しい1日だった。

投稿者 koyama : 2008年04月02日 00:13

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