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2007年12月27日

全教千葉婦人部関係者との夕食会

晴天

午前6時起床。雲の中から太陽が顔を出す。

午前7時朝食。玉子焼き入りのフランスパン。
リー君が朝食に出てこない。
税田さんが7時15分頃、リー君の部屋へ行き起こす。
しかし、出てこない。
午前7時30分、私がリー君の部屋に行く。
熟睡状態。リー君を起こす。りー君は普段着のまま寝ていた。
びっくりして飛び起き、「行きます」という。
私は5階の部屋に行き、8時半に来る訪問者を待つため
再度1階ロビーに行く途中に「もしや?」との気持ちで
2階のリー君の部屋に行く。案の定、スヤスヤと寝ている。
再度起こす。そのまま、ベトナム事務所へ。

今日は日本の先生方10人が午前8時半に
ベトナム事務所を訪問。若干のJASSの説明を行い
「子どもの家」を訪問する予定だった。
午前8時半に10人の先生がこられるとのことで、
8時過ぎにベトナム事務所へ行き待機。
8時半になった。しかし、訪れない。30分、1時間、
結局、2時間半待っても来なかった。
どんな事情で来られなくなったのかは分からないが、
最低限度の人間としての誠意である、「連絡」程度は
すべきある。
ご本人たちからの訪問依頼、会員からの依頼もあり、
ベトナム事務所では、私とバオミンさんで対応する
ことを決め、先生方の視察と言うことで、資料の準備も
し待ったいた。結局、私たちだけでなく、「子どもの家」
の関係者など多くの人々が見えない所で準備をしての
「訪問受け入れ」だった。何の連絡もなくキャンセルする
ことは、今の日本の世相を反映しているようでもある。
「偽装訪問」だったというとか? それとも、
ベトナムの各所を訪問する一箇所の訪問を時間の
都合でカットした程度のものなのか?

とにかく、私とバオミンさんだけでなく、ベトナム事務所
は午前8時から午前11時までこの方々の訪問のために
無駄な時間を拘束されてしまった。いつ来るか分からないの
で私たちは、受け入れるとの約束を最後まで守ったのだが・・・・。

昼食は「ハイリーホテル」で。


昼、リー君が洗濯をしていた。かつては、着た衣類は捨てて
いた時代もあった。こうして、きちんと自分で洗濯をすることは、
立派なこと。人間として真っ当に自立していく過程でもある。

午後1時から1時間昼寝。
久しぶりに読書。「与謝野源氏」。「紅葉賀」。
皇后(中宮)藤壺の宮(義母)との間に男児を
もうけた源氏。天皇(源氏の父)は、我が子と
して喜ぶ。しかし、義母藤壺の宮は、不義の
子どもが皇太子となるに至り、悩む。
源氏は、藤壺の宮になんとしても会いたい、
同時に不義の子どもが、父天皇の子どもとして
皇太子になったことにも悩む。

午後2時から午後4時半まで今まで忙しくて
ゆっくり考えなければ出せなかったメールを
4通ほど出す。

午後5時、全教東京(東京都教職員組合)
関連の皆さんが突然訪問。ベトナム事務所2階で
6時半まで話し合う。
皆さん、3階の刺繍みやげ物店で買い物を
してくれる。感謝。

午後6時半、日本料理店で全教千葉婦人部関係の皆さん
と夕食会。フールー小学校の校長先生、副校長先生、
バオミンさんの参加。今夜が全教千葉婦人部の皆さん方の
フエ滞在最終日。こうして、日本料理店で食事をして頂くことで
子どもたちへの支援をして頂いている。
全教千葉婦人部の皆さん方との付き合いは、7年ほどになる。
誠実な支援を続けてくれている。こうした先生方が少しずつ
退職していくことは、日本の教育には大きな損失。

今回は「子どもの家」の子どもたち、船上生活の子どもたち
が通うフールー小学校、山岳少数民族の子どもたちへの
支援を行ってくれた。色々と立派なことを言う人もいるが、
全教千葉婦人部関係の皆さんは、7年近く、フエの
貧しい子どもたちへの支援を実際に継続してくれている。

●午後9時過ぎ、全員で記念写真


午後9時過ぎ、日本企業の技術顧問のご家族が日本料理店を
訪問。午後10時まで懇談。

今日は、23人もの来客があり、子どもたちがてんてこ舞い。
店長のホンニーさんのお母さんがハノイで交通事故に遭い、
お見舞いに行っている。店長不在の中で23人もの来客。
日本人10人、ベトナム人5人、カナダ人2人、オーストラリア2人。

副店長のリー君も注文を運んだり、オーストラリア人などの
欧米系の来客の接客など、一生懸命日本料理店のために
頑張っていた。

午後10時半、日本料理店閉店。
トゥオイさんの自転車がパンク。リー君が自転車の後ろに
載せ、税田さん、ハンナさん、私とで「ハイリーホテル」
へ帰る。

今日は3組の日本人との懇談などがあり、かなり疲れた。

投稿者 koyama : 2007年12月27日 19:07

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