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2007年12月22日
内田さんフエ到着
晴天 真夏
午前6時起床。晴天。新ホテルの5階の部屋からは、
緑の森が見え、ニワトリの鳴き声で目覚める。
窓を開ける。爽やかな「田舎」の臭いがする。
トンチンカンホテルの騒音と観光バスの排気ガスまみれの
生活は一新された。
午前7時朝食。玉子焼き入りのフランスパン。
午前7時半、バオミンさんが新ホテルへ。
一緒にフエ空港へ内田さんの出迎え。午前8時20分フエ空港
着の予定。しかし、1時間遅れ午前9時半到着。いつもながら
時刻にでたらめなベトナム航空である。
フエ空港で内田さんを待っている間に15年前、フエ師範大学
で教えたTHUYさんがホーチミン市から一時帰省。
THUYさんが卒業する時、私の紹介でホーチミン市のミシン
会社ジューキに就職。13年間勤務しているとのこと。
15年前に日本語を教えてもらっらことに対して感謝の気持ち
を何度も言っていた。私が教える前は獣医だった。
今は月給600ドルをもらう会社員になっている。
生活も安定し、幸せに生活している教え子を見て私も嬉しい。
真面目な教え子である。フエに帰って来る時には、ベトナム事務所
に挨拶にきている。拝金主義にまみれたベトナムの現状では
あるが、こうして真面目に13年間コツコツと仕事をし、日本語
を教えてもらったことで今の自分の生活があること、そして
教えてくれた先生にいつも感謝の気持ちを持っている人間も
いることに爽やかな気持ちになった。
午前9時半、内田さんはフエ空港へ到着。
24日のクリスマス会で子どもたちにプレゼントする品物
一杯のスーツケース。ベトナム事務所へのたくさんの
お土産ももってきれくれる。深謝。
フエ空港には2008年6月3日から11日までフエで行われる
「HUE FESTIVAL」の大きな看板がかかっていた。
2008年1月26日に東京で行われる「JASS現地報告会」
で津軽三味線を披露してくれる山本竹勇さんも
「HUE FESTIVALに参加する予定である。
フエ空港から内田さんが投宿するバオミンホテルへ。
バオミンホテルからたくさんの荷物をもってベトナム事務所へ。
ハンさん、ハンナさん、千草さんと一緒に24日のクリスマス会
のプレゼントを買出しに行く。
12時。内田さんと日本人でチャオバンカンのお店へ。
午後1時半、新ホテルへ。ベトナム事務所から
バオミンさんのオートバイで新ホテルへ連れて
行ってもらう。
しかし、新ホテルの入り口ドアに鍵がかかって
いて入れない。内側から鍵をかけてしまい、
外にいる私たちの鍵ではあけられない。
警備員のハーイ君は2階の自室で昼寝。
結局、日本料理店に出勤するホンニー店長
さんが1階ロビーに下りてくるまで40分ほど
新ホテルの外で待たされる。
その間にバオミンさんがチャイムを買いに行く。
新ホテル玄関でチャイムのボタンを押すと警備員
ハーイ君の部屋で「ピンポン」と音がするようにした。
真面目に仕事をしているハーイ君ではあるが、
責任をもって仕事をすることにはまだ慣れていない。
午後2時半前、やっと新ホテルに入室。
1時間ほど昼寝。
その後、3つのメールアドレスに入っている
メールをチェック。全てのメールを読む。
必要な返事を出す。
午後6時半、日本料理店へ。
内田さん、里子のメンさんと一緒に夕食。
日本語学校で授業が終わった千草先生、
そして、日本人のお客さんと交流。
午後9時過ぎまで。
日本料理店閉店後、新ホテルへ。
リー君、ハーイ君の「トラブル」解消も考え、一緒に飲む。
リー君は相変わらず手早く飲み会の準備。
12月20日、ハーイ君に月給をあげたが、12月16日から
12月20日ま5日間の日割り月給となったため5万ドン。
ズボンがないのでズボンが欲しいと言っていた。
ハーイ君は自分で買い物がまだ出来ないようなので
日本料理店店長のホンニーさんにハーイ君のズボンを
頼む。3着で6万ドン(420円程度)。
新しいズボンが手に入り、喜んでいるハーイ君。
ハンナさん・税田さんも帰宅。しばらくハーイ君、リー君たちと
話し合う。ハーイ君には、玄関の鍵のかけ方を、リー君には
ハーイ君と仲良く仕事をすること、仕事をしたり、しなかったりと
気分に任せての生き方は駄目との話をする。
午後11時、部屋に戻る。
投稿者 koyama : 2007年12月22日 10:05