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2007年11月06日

支援者との懇談

曇り

26通のメール受信。20通のメール送信。
ベトナム事務所での様々な問題について、バオミンさん、
税田さんたちとメールで打ち合わせ。

雑誌「子どもと教育」2008年1月号の原稿執筆。
4000字。表題、小見出しを考え、大筋原稿を書きあげる。
夕方まで。「子どもの家」の経過・問題点、子どもたち
を育てること、子どもたちの問題。それらを通して
日本の教育の問題を考える、などと言った内容。

読書「私たち日本共産党の味方です」(筆坂秀世・鈴木邦男)
筆坂氏は元日本共産党書記局次長・政策委員長、
鈴木邦男氏は、右翼団体「一水会」創設者・現顧問。
理論右翼と左翼の幹部が日本共産党を語った。
なかなか興味ある内容。けして反共本ではない。
表題通り「日本共産党の味方です」と言ったスタンス
で評価・批判を行っている。
戦前の石原莞爾の「最終戦論」を読んだが、
当時の日本社会の問題(東北の貧困・・・・・)については
左右両翼とも認識は一致していたように思われる。
筆坂氏と鈴木氏は右翼と左翼で考えは違うが、
今の日本が抱えている問題については、おおよそ
意見は一致しているようだ。

午後4時半、自宅を出て巣鴨へ。巣鴨で明日の京都行きの
新幹線切符、11月14日仙台(東北大講演会)行きの
切符を買う。
本屋を覗く。「浮かれ三亀松」(吉川潮著:講談社)を
買う。20代から30代にかけて寄席通いをした時に
何度も見た柳家三亀松(みきまつ)師匠の伝記。
興味津々。

新宿へ。小田急。10階の三省堂へ。
色々な本屋で探したがなかった「胸の中にて鳴る音あり」
(上原隆著:文芸春秋)があった。上原隆本はほとんど
読んでいる。上原隆は、市井の市民の何でもない
日常の中での「良心」を描いている。インパクトは強くないが
読後、じわじわと「生きよう」という気持ちが心の中に沸いて来る。
新しいジャンルを開発したように思える。
「三亀松」「胸の中・・・」はベトナムで読むための本。

午後6時、小田急13階の日本食堂でUさん、Tさんと懇談。
ふぐなべをご馳走になる。福島県会津の吟醸酒「飛露喜(ひろき)」
(広木酒造本店)を飲む。ベトナム事務所にまつわる様々な問題、
この14年間のベトナムでの活動の諸人間の関係など
人間という生き物の浮沈につながる人生を語り合う。
楽しい4時間の懇談であった。14年間の私の苦労を一番
知っていてくれている方々でもある。私がベトナムで活動を14年間
続けられてきた原動力の力の一つは、こうした支援の方々が
いるからである。感謝。
午後10時終了。自宅着。午後11時過ぎ。

投稿者 koyama : 2007年11月06日 08:03

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